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2020年10月15日

これからはGKの時代?①

>アメフトみたいにキッカーが作れるなら福森はヴィナティエリになれる…

 NFLも始まり、戦術厨的にはいろいろと対比しながら通ぶって傷口を広げるという季節(汗)。アメフトも11対11で勝敗を争うスポーツ。ケガが多くて選手を入れ替えながらではあるけどね。その中でもスキルポジションと言われるポジションがある。攻撃側で言えばラインマン5人を除いた後衛の6人、攻撃の司令塔であるクォーターバック(QB)、ボールを持って走るランニングバック(RB)、QBからのパスを受けるワイドレシーバー(WR)が代表格。タイトエンド(TE)は含めないそうだが、強いチームには必ずと言っていいほど優秀なTEがいる。

 最近ではショートやミドルのパスを捕れないRBはNFLでも使われなくなる傾向にあるらしいが、それでもQBが攻撃の司令塔であり“専門職”であることは論を待たない。で、サッカーの専門職といえばもちろんGK。最近のJリーグではJ2でもセランテスやビクトルなど韓国以外の外国人GKは珍しくなくなってきたが、広島の大迫、鳥栖の高丘、仙台の小畑と若い世代のGKが出てきているし、さらに若い世代では既に“見つかってしまった”感のある浦和ユースの鈴木彩艶もいる。

 日本のサッカーは、というと主語が大きくなりすぎだが、キャプ翼の影響が強いせいもあってJリーグは草創期こそ脚光を浴びるのはキングカズなどFWが多かったものの、やはり“MFの時代”が長く続いてきたと思う。小野伸二や中村俊輔に代表されるスルーパスも出せるし自分でも決められるいわゆるトップ下、遠藤保仁に代表されるチームのバランスを取りながらゲームメイクしたり、福西崇史に代表されるようにバイタルエリアで危険な目を潰す守備的MFなど。

 「現代サッカーではGKもビルドアップに加わりFP同様にボールコントロールが求められる。」

 つい先日の代表の試合ではCBの富安の安定ぶりに「なるほど、ミランが獲りに動くわけだ…」とこれからはDFの時代が来るのかなと思った。だが一方で、吉田麻也がプレミアリーグで孤軍奮闘していたわりには評価がイマイチ。昌子がケガで日本に帰ってきてしまったのもあるのかな…。シュミットダニエルは普通にビルドアップできていたし、これからはDFの時代を通り越して一気にGKの時代が来るんじゃないかなとも思った。GKが主人公のマンガってオフサイドの他に何があったっけ?トリプルカウンターアタックのシュート!はGKだけが主役じゃないし、ナリキン!はちとマニアックだし…w。

 ちっともコンサが勝てないせいで妄想が暴走してしまい長くなるのが避けられそうもないので続きは次回の講釈で…ということで。ちなみにQBもキッカー(K)も専門職。勝敗に大きく影響する上に接触プレーが少ない(キッカーに至ってはほぼない)ので選手寿命が長い。QBではバッカニアーズに移籍したにっくきブレイディやドリュー・ブリーズ(セインツ)は40歳を超えても現役バリバリ第一線。ただ、キッカーは勝負所で外すと即カット(解雇)されることもある厳しいポジションである…。

posted by フラッ太 |00:00 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)