2019年03月23日
浦和と札幌の“腐れ縁”。
>プロレス的ってのもまた違う気がするが… 代表ウィークなのでちょっとしたスタイルチェンジも含めて閑話休題的なトピックを。 Jリーグも25年を超えるといろいろな因縁めいた出来事が起こったりする。最近では琉球を率いていた監督が同じJ2昇格組の鹿児島の監督に就任というなかなかに濃い因縁が生まれた。ちょっと古い話だとそれまで鳥栖の監督を務めていた監督が子飼いの選手まで横浜FCに引っ張っていった赤帽の乱かな。 〇こんなことが拡まったら大変なことだ(sapporo789さん) 浦和サポが去年の厚別での試合で勝利してすすきのへ行こうを大合唱した。これから札幌とのホームゲームで勝った時には…なんてツイートまで出てきてちょっと冗談じゃねーぞということなんだが、個人的には浦和がやるぶんには(ムカつくけど)一応セーフかな、と。 というのは、浦和とは昔から何かと腐れ縁のような関係にあったから。 2000年には同じJ2で鎬を削り共にJ1昇格。コンサで大ブレイクしたエメルソンは後に浦和に移籍した。コンサがJ1とJ2を行ったり来たりする間に浦和は国内はおろかアジアまで制したことからしてクラブの格は言うまでもなく浦和が上。強引にサポの心境を最大公約数的にくくるならコンササポは「今に見てろよ!」、浦和サポにしてみれば「さっぽこごときに!」になるんだと思う。もっとも、「さっぽこごときに!」というのは他のJ1クラブも一様に思ってはいるだろうが(汗)。 数々のワースト記録を作ってしまった12コンサが唯一残したといっていい爪跡。既に史上最速のJ2降格が決まっていたコンサが埼スタで浦和に2-1の勝利で文字通り浦和に“赤っ恥”をかかせた。「浦和 赤っ恥」でググると未だにこの試合の記事が上位に来るほど。 コンサがJ1に復帰するのに4年を要し、浦和にやっとリベンジの機会が訪れた札幌ドームでの試合は都倉が槙野に競り勝ってのヘディングゴールでヒートアップ。その後も都倉と槙野がバチバチにやり合った挙句、槙野はレッドで1発退場。しかも後半開始時にミシャが3枚替えした直後に那須が負傷交代でさらに1人少なくなるという滅多にない波乱の試合展開。コンサがその試合でグダグダだったのはスルーの方向で。 しかも、この試合後にはミシャが解任されただけでなく17シーズンの終了時にはその解任されたミシャが今度は札幌の監督に就任とコンササポでさえ「ウソだろ!?」というニュースが駆け巡った。去年の厚別での試合は浦和サポにしてみれば“リベンジのリベンジ”な舞台だったわけで、溜まりに溜まった鬱憤や怨念といったものを吐き出す絶好の機会だった。 例えばダービーマッチといったわかりやすく因縁が続く例はあっても地理的に離れた位置でここまで連綿と因縁が続くというのはそうそうないと思う。「お前はもう〇んでいる」の断幕ってまだあるのかな?今は何かとうるさいからあっても表には出ないだろうけど…。しかも、意図的に因縁を作ろうと思っていたわけでもないのが不思議な話。 ダービーマッチには試合を盛り上げるために何かと煽りの要素が絡む。ただ、煽りはやり方を間違えるとえてして悪いほうに転がってしまうもの。セレッソの恋人騒動とかね。だが、あの時の“逆・すすきのへ行こう”は心情としては理解できる。同時に「アジアまで制したビッグクラブがJ1じゃまだまだ半人前のウチら相手にそこまでムキにならんでも…」とも思ったけどね。 折しも浦和のホーム開幕戦でコンサは点差以上に圧倒しての勝利。ある意味、今度はミシャがリベンジを果たした。セルビアで生まれ、広島と浦和で育ったミハイロ・ペトロヴィッチが…ってだけでも浦和との腐れ縁が続くのは確実。ミシャが解任されることも当分ないだろうから浦和とのストーリーはさらに厚みや濃度を増していくことは間違いない。幸せな関係なんてキレイなもんじゃないけど(苦笑)、そうした今までの経緯からすれば浦和以外のクラブには余計な茶々を入れてほしくないというのが正直な気持ちである。
コメントOKのブログであればそちらへ出向くorトラックバックをかけるのが筋ではあるんだけど、ネタ的にちと旬を逃した感もあったのでリンクを貼ったうえでエントリーを立ててみるというのを実験的にやってみた。書いていくうちに文章が長くなる傾向もあるので(苦笑)、このスタイルもアリかな。長くなってもなるべく読みやすくしているつもりだけど、どんなもんかねぇ…?
posted by フラッ太 |20:55 | ちょっとカタい話 | コメント(0) | トラックバック(0)
2019年03月23日
'19第1次弾丸ツアーレポート⓶~史上最高に美味しい夜~
>需要もタイミングもガン無視! 7回目となったB型会。今回チョイスしたのは夜空のジンギスカン本店。思ったよりも早くドームを脱出できたので早めに向かうことに。掘りごたつの席はわかっていたので敢えてどちらのテーブルにも絡めるように真ん中のポジションを確保。徐々にメンバーも集まって、「えー、今日の勝利はひとえに私の…」と軽く小ボケを入れた後、「今日の勝利はB型宮澤の活躍のおかげです。では乾杯!」ということで祝勝会はスタート。 最初、思ったより火が強く、やたら早く肉が焼けるのでみんなガチ食い。どれも美味しかったけど個人的には塩もみと生ラムがオススメかな。皆さんの評判も良かったので何より。グイっとクラシックを1杯空けて、肉も白ごはんも美味しくいただいてひと心地ついたところで 「開幕戦で勝てないなんて言ったのはどこの誰だーっ!」 「アンロペが使えねぇって言ったのはどこの誰だーっ!」とシュプレヒコール。 こちらのテーブルで出た話題としてはあとは退場者が出れば完璧だったとか、代表とTMやってギッタギタにしてやりてぇとか、エルゴラに載っていた宮澤のキャッチフレーズである北海道のローター・マテウスってのがあながち大げさじゃなくなってきたぞとか、「あれ?もしかして今日のスタメンって宮澤が最年長?ってことはアンダー30?」とか、荒野や菅ってコンサの中じゃ“我慢枠”で多少のネガには目をつぶっても我慢して使い続けてきたのが花開いたとか、前目でタメ作ってくれるチャナがいて、後ろでゲームメイクする宮澤がいて、荒野がそのつなぎ役になるとすごいことになるとか。 せっかくのB型会だから掘りごたつ2つのトークも文字通りのクロストークにしたい、宮澤ばりのコントロールをしてみようと勝手に思い立ち、〇たさん側のヴェルディ話に乗っかって「ヴェルディって一時期J2で20位くらいにまで落ちてかなりピンチになったけど、それでも次から次に若い選手が出てきてプレーオフに来るまでに復活したのはやっぱりすごい。まさにヴェルディならではの底力ですよ」と。そこかしこで「(よそに)獲られてるけどねー」という声が上がったのはナイショだ。 「やりたいことがコンサの中で共有できてるのが大きいんじゃない?」という補強話から〇たさんが仙台(の掲示板だったかな?)では中野を獲られたのが本当に悔しいという話が。中野は川崎からの借りパクでこれから主力として頑張ってもらおうと思った矢先、あろうことか札幌如きにかっさらわれたので「嫌いだった札幌が大嫌いになりました」という恨み言があったんだとか。まあ、お互いの選手の安全を考えて今年は厚別ってことで。今年はオータムフェストの期間中だから一昨年ほど無慈悲でもないし…。 2次会ではアンロペの“ひとりでできるもん”っぷりに「あんだけやれるんだったら、そりゃ1人で行くよねぇ」とか、神戸の金満補強はカネがあるんなら好きにすればいいよと思う一方でバルサ出身の選手引っこ抜いただけでバルサ化は無理やろとか、あのオーナーがどうにもいけ好かねぇとか。いいだけ飲み食いしたので2次会ではノンアルコールで通した。歳食ったなあ…。
というわけで、今さらのツアーレポートを。今回は試合と祝勝会でお腹いっぱい。前日入りの金曜日は白い恋人パークも改装中だったし、「あれ?福森の名前のお花があるぞ?」と思って覗いてみたらつつみ人というお店発見。メシ食った後なのにいざ突撃!と思いきや餃子の仕込みで午後5時からの営業と肩透かしを食らうとか、久しぶりにC2カフェに行こうと昔の記憶を頼りに向かってみたらスマホ持ってるのに思いのほか遠回りしたけどいい運動になったよねとか、シースペースに寄ったらビアグラスが処分価格の100円で売っていたのでこれはお買い得とかありがちなことしか起こらなかったので…。 それでも今回は金曜日だと決め手は1番出口とか、観戦記は刮目せよ背番号10とか、サブタイトルをつけたくなるほどに内容は充実。つい先日、職場の会合で「コンサドーレの試合観に行ってる場合じゃないよ?」と言われた時にはマジで凹んだ。3連休は当分無理だよなあ…。
posted by フラッ太 |11:50 | 旅行記 | コメント(3) | トラックバック(0)