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2016年09月11日

無様な勝ち。

>いやだってさ、ソンユンがいなかったら何失点したかわからんぜ?

 ホーム群馬戦は3-1の勝利。

 終わってみれば…って感じの勝利で、内容は決して褒められたもんじゃない。
 今日に関してはソンユンが間違いなくMOM。

 1-1の場面からS局で試合を観たけど、真ん中3人が足引っぱりまくり。
 にしても、試合終了まで中継しないんじゃ12時キックオフの意味ないよな(怒)。やはりTVh様が一番じゃ!

 いや、上里は左右に良い展開もしたし、宮澤は巧く抜け出る動きもしたし、ジュリーニョは2点目のきっかけとなるドリブル突破もあったから全部が全部ダメってワケじゃないけど、ボールを奪われる場面があまりにも多すぎた。特に宮澤は「そこは確実に抑えて!(こぼれ玉を拾って!ボールキープして!と意味)」っていう競り合いでほとんど負けていた。次節出場停止はむしろチームにとってプラスじゃね?と思えるくらいに。ジュリーニョも持ちたがりの面が悪い方に作用した感じ。自分で奪い返しに行っただけまだマシだが。奪ったら素早く前へという群馬の戦い方にいいようにやられ続けた。ボールを持てている(と思っている)側が負ける典型例って感じ?

 それ以外にも菊地がPAで不用意な横パスをしてあわやの場面を作るし、ヘイスが入るまではここまで不安定になるかってくらいにひどい有り様。「これ、ホームゲームだよな?」と何度ボヤいたことか。昨日、石崎コンサの逆転負けを書いたがこんな程度でフラグ立つのか?と思っちゃったよ…。引き気味に来るかと思いきや、群馬はガツガツ来たので多少戸惑ったのかもしれんけど、それにしても修正するまでに時間かかりすぎ。

 それでも今年のコンサは勝っているし、勝てている。ソンユンのセーブだけじゃなくゴメスがヘッドで掻き出すなどギリギリのところで踏ん張れているから失点せずに済んでいる。そこは大事なことだし必要なこと。今日の出来からしたら群馬に2点目を獲られたら一気にガタガタと崩れてゴール裏で説教コースだっただろう。それくらい薄氷モノの勝利だった。都倉のダメ押しゴールでやっとこさひと息つけた。

 明らかにブレーキになっていたジュリーニョのトップ下からの交代は必然の一手だとは思ったがヘイスの巧さが際立った。小野と並んでピッチに立ったとき、この2人だけ明らかにボールコントロールの質が違う。当たり前のことを当たり前にやっているように見えるから「他の選手が何で(同じことを)できないの?」と思ってしまうくらい。加えて持ちすぎないし、大森アニキが言うところの良い意味でハッキリしないポジションが取れるのでプレスに引っかかりにくい。ポジションが近い都倉はまだしも、ヘイスのことをわかる選手が増えないと…というのはあったかな。ヘイスはそれだけレベルが抜きんでている。

 内容はハッキリ言って悪い。でも勝ち点3を取れた。きれいな引き分けより無様な勝ちの方が数等マシ。いやホント、今年のコンサは節目の試合が全てホームゲームって持ってるとしか思えん…。天皇杯では内容も結果も伴わなかったからそこは前進したと言えるけど、流石にこの内容ならコンサにとっていい薬になったと思いたいし、してほしい。改めて1戦必勝、上を見ての戦いってのは観る側としても当分お預けって感じかな。

posted by フラッ太 |14:05 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)