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2016年07月23日

YOU LIKE THAT!

>まさかのコンサ独り勝ち?

 どうだぁぁぁぁぁっっっ!(安田顕@対決列島風に)

 ホーム松本戦はウノゼロ勝ち。

 このタイトルは本来J1昇格を決めたときに他の21クラブと低評価した解説者連中に向かって叫ぶために暖めておいた決め台詞だが、昨日の勝利で出し惜しみする必要もなくなった。つーか、「見たか!コンサの底力!」っていうコンササポの魂の叫びを今こそ高らかにってことで。

 絶対に勝たなければならない。

 引き分けなら首位陥落の可能性が高い、ましてや負ければズルズルと行きかねない。
 そして何よりアウェイでの敗戦の雪辱を。松本山雅に恨みはないがソリマチンだけは潰す。
 今年、ホームでは無敗のコンサ。ここが正念場だ!という思いは誰しもが抱いていたはず。

 まあ、結果が出た後だからいくらでも言える話なんだけど、松本戦はそれでも都倉だろうとは思っていた。岡山戦ではとっくんとジュリ~♪仲良くケンカしな♪状態だったわけだが、アウェイでゴールも決めているし松本サイドにしてみればいるだけでイヤな存在であったろう。もちろん、「いるだけ」で終わっては困る選手であることも確かだが。にしても、すんごいゴールだったなあ。PAのほぼ外からヘディングで…ってナザリト思い出したぞ。ナザリトもフィジカルモンスターだったけど都倉も大概である。あれができる日本人選手って他にいないんじゃ?鳥栖の豊田くらいか?

 強いヤツが勝つっていうよりも勝ったヤツが強いっていう試合で、ソリマチンが1点入れば…というくらいに後半は松本に押されっぱなし。石原にはドリブルで斬り込まれたし、高崎には危険なシュート撃たれたし、CKからの喜山のドフリーでのシュートはソリマチンとしちゃしてやったりだったし。札幌のお家芸云々はさておくとしてもソリマチンの状況判断は決して間違いではなくコメントもあながち強がりでもないんだけど、“有効打”をもらいながらでも倒れずに立っていたのはコンサだし、クリーンヒット1発で相手を倒したのだから堂々と勝利を誇っていい。

 ただ、それを可能にしたのは選手の頑張りだけではない。サポの声援があったればこそ。どちらが欠けても勝利をたぐり寄せることはできなかった。正にホームゲームだからこそウノゼロ勝ちができた。アウェイなら恐らくドローの可能性が高かったと思う。というわけで、MOMは12番目の選手であるサポーター。ホームのセレッソ戦もだけど、サポの声援、応援が選手達の力になる、だからサポはスタジアムに足を運ぶんだってのがいちげんさんに少しでも伝わっていればと思う。

 松本戦は左のWBは荒野がスタメン。上里の状態も上がってきて謙伍と比較しての起用だったんだろう。荒野の適応能力もだけど、選手のポジションをけっこう動かしているわりにチーム全体としての戦い方がブレない、落ちないってのはすごいことだと思う。だからこそ首位キープできているんだろうなあ。
 主に守備での荒野の奮闘や謙伍の頑張り、マセードの突破も良かったが、やはり金山の頑張り、集中力がすごかった。自身がスタメンの試合ではこれまで5失点。セレッソ戦では途中交代ながらも活躍したが勝てたわけではなく、誰よりも勝利に飢えていた、勝ちたい気持ちが強かったはず。目に見える形で勝利に貢献できたし、チームが勝利を続ける中である意味やっとチームの一員になれたのかも。

 控えGK(他チームにしてみれば十分スタメンの選手だが)までもがピッチの上で勝利の輪に加われるってなかなかない。しかもセレッソと岡山が共に負けとアウェイ連戦を2分けで凌いだ、我慢できたのが少しだけ“ごほうび”となって返ってきた格好で再び流れが戻ってきたかな?と思わせる。期せずして訪れた首位攻防3連戦。野球ならわりとあるが、サッカーじゃなかなかない。
 この3連戦を1勝2分けの勝ち点5。1勝1分け1敗より上で2勝よりは下。負けないコンサを象徴していると言えなくもないけど、物足りなく思えてしまうのはぜいたくなのかな?確かに難所、ヤマは越えた。直接対決を終えて勝ち点で上回っているのは状況としては有利だけど、てっぺん獲ったワケじゃない。頂上へのアタックはこれからより厳しさを増す。流れは自らの手で引き寄せるつもりじゃなきゃ。

 ともあれ、ハードな3連戦を乗り切った。こちとら体調不良で水曜日は仕事休んだよ…。このエントリーも書くのに3日かかったし。ひとときの休息で英気を養って1歩1歩、高みを目指して欲しい。もう1つ、2つレベルアップしないとJ1じゃ戦えないしね。

posted by フラッ太 |09:10 | 試合後の印象 | コメント(2) | トラックバック(0)