2015年07月21日
コンサと讃岐と金沢と。
讃岐相手にスコアレスドローはまあ普通にあるだろうなとは思っていた。だが、ウノゼロ負けってのはちょっとショックが大きい。つーか、讃岐相手にホームでこれはないだろ、と。讃岐をディスるってんじゃなくて、こうしたチーム相手に勝てないようではJ1昇格、残留など夢のまた夢。 讃岐というチームのイメージは“ザ・J2"。 負けないというアプローチで手堅い補強やチーム作りをしている。そんなイメージ。 「とにかくJ3降格だけはイヤだ!」というのがあるからそれは理にかなっているし、 補強に関しても必要最低限で、見つからなければJ1から借りてくるといった現実的な手法。 中長期的なビジョンももちろん大事だけどまずは今年1年が大事。 J2はこうしたチーム作り、クラブ運営や経営をするのが多数派と言っていいと思う。 ボランチ(アンカー)に秋葉、CBにチャ・ヨンファンとピンポイントに補強して、 監督の戦術や選手が献身的に走りきることで今最大限の成功を収めているのが金沢。 そうそう連敗はしないだろうけど、でもJ1昇格となるとライセンス云々抜きにしても話は別だと思う。 負けない戦い方は三浦コンサが既に歩んできた道。1年で昇格までこぎ着けたけど、ダヴィを封じられたら極端に攻め手が少なくなった。石崎コンサも3年かけてJ1に上がったけど、点が取れない以前に頼みとした守備が全く通用せず、記録に残る弱さで叩き落とされてしまった。 「負けない」だけでは通用しないってのはコンサが一番わかっているはずなのだ。 それに、選手構成からいっても育てる・探す・借りるのうち(探すと借りるは重なる部分も多いけどとりあえず分けておく)、大抵のJ2クラブは探すに主眼を置くが、コンサは育てるの割合が一番大きい。それは探そうにも人がいない、大盤振る舞いして何人も引っ張ってくる強引な手法はもう使えない、だから自然と導き出される結論だし、中長期的な観点からすれば育てることが王道とは言わないまでも正攻法であるはず。セレッソは言うに及ばず、強いクラブはきちんと育成をしているのも事実だし。 んじゃ、どうして不満が出てくるのか? それは負けないだけでなく勝つ戦力がある(と少なくてもサポは思っている)のに、 金沢のように戦力を使い切れている、全力を出しきっていると思えないからだろう。 大宮やセレッソに連敗したのは戦力差から言ってもある意味割り切れるが、讃岐に完封負けしたのはそれとは意味合いが違う。確かに長いシーズンでうまく行かない時期はある。でも、調子の波を小さくしないと上には行けないし、上がった後でも残留できない。正直、選手たちはしんどいと思う。でも、サポは支えにはなれても助けることはできない。代わりにピッチに立てるワケじゃないしね。だからといって無遠慮に罵声を投げつけりゃいいってもんでもないけどさ。 明日の北九州戦、何が何でも勝たないとこのままズルズル行きかねない。 勝つために最大限の努力をと切に願う。
posted by フラッ太 |15:35 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)