2015年06月30日
バルさんとハリやん。
>そういや予選の前に東アジア杯があったんだよな… ~おことわり~ ○タイトルから既におわかりのことと思いますが完全にネタです。 ○異常に長いので2時間以上の余裕を持ってのんびり読むことをオススメします。 ○そして、偏執的なほどに激しく宮澤LOVEな内容です。 宮澤嫌いな方は即刻ブラウザの「戻る」をクリックすること。それがお互いにとって幸せです。 ○クラシック飲んだ勢いで妄想が大暴走状態です。 いろいろと笑って許せる余裕のある方のみ、ここから先にお進みください。
えー、ご来場のお客様には御礼申し上げます。 創設当時からの熱烈サポというほどではないけれど、ある程度の期間コンサを見ていれば最下位相手にホームでドローというのもある種見慣れた光景と達観することもできるし、むしろ何かしらの悟りを開くくらいじゃなきゃコンササポはやってられない。 思うように行くときもあれば行かないときもある。人間万事塞翁が馬、ライフイズフットボールと腹を括れば楽になれるとはいっても、今年のメンツからすればもっと勝ち点は獲れていた、何をやっているんだとイライラしてしまうのがサポのサガというもの、監督への批判が強くなるのもまた正しい姿の1つとも言えるでしょう。ただ、バルバリッチ監督とて何も手をこまねいているわけではないでしょうし、使える駒はフル活用したい、今年は結果を求められているとなれば尚更悩みも多くなるわけで… Trrrr.....「hello?」 「おー、ワシや。元気しとったか?」「…どなたですか?」 「ワシやワシ、南光ぇ…もとい、今をときめくハリルホジッチ日本代表監督様やないか。」 バル:突然、どうしたんですか?…そういえば、この前の代表戦は残念な結果でしたね。 ハリ:勝ち続けると言った手前、バツが悪かったけどな。まあ、試合後は 「今度あんな無様な真似しくさったらわかっとるやろな?」と槙野をシメといたけどな。 バル:本田じゃないんですか? ハリ:あいつ、プライド高いやろ。ああいうヤツがヘソ曲げたらロクなことにならへんからな。 槙野、直立不動で聞いとったで。それに、あいつのことやからベラベラしゃべるやろ。 バル:一罰百戒ですか…。それにしても、どうして電話を? ハリ:せやせや。お前んとこ、イキのええヤツおらんか? バル:突然そんなことを言われても…。それにJ1の視察をしたんじゃないんですか? ハリ:何かこう、J1にはビビッとくるヤツがおられへんのや。J1観るのも飽きたしな。 バル:(それでいいんだろうか…) ハリ:札幌、ええとこらしいな。歌にもあったでぇ、酒は美味いしねーちゃんはきれいだってな。 バル:…ねーちゃんはともかく、ビールは美味しいですよ。 背中にCLASSICのロゴもありますし。ただ、北海道限定らしいですが。 ハリ:“アレ”はどうもオレの口に合わんのや。バル、オレんとこにクラシック10箱くらい送れ。 バル:ア○ゾンで買えますから…って、スポンサーに顔が立たないでしょう。 ハリ:こまけぇこたぁいいんだよ。グラスに移しゃわかりゃしねぇって。 パーッと気晴らしに札幌観光と… バル:グチに付き合うほどこっちはヒマじゃないんですよ。 ただでさえナザリトの起用法で頭が痛いのに点が取れなくて困っているんですから。 ハリ:ナザリト?ああ、今度お前んとこに入った外国人か。 バル:身体能力は間違いなく高いんですけどねぇ…。 ハリ:難しく考えんなよ。 そういうヤツはポーンと出してギューンと行かせてドカンと撃たせりゃええんや。 素材がええならヘタにイジらんとシンプルに使ぅたれ。 バル:攻撃だけならそれでもいいんですが… ハリ:ポーン、ギューン、ドカーンじゃアカンのかい? バル:(ホントにこの人、代表監督なんだろうか…) ポーンと出せる展開になかなかならないんですよ。 それこそ、代表の試合でイヤというほど痛感したでしょう? ハリ:あんな引きこもりもないよな…って、やっと話が本題に戻ったわ。話逸らすなよ。 バル:…で、観光がてら札幌に気晴らしに来て、ついでに視察したいと? ハリ:んなイヤミ言うなや。お前んとこの選手見たいってのはホンマやで? バル:それはいいんですが、J2の視察って今までありましたっけ? どうも注目される試合ではウチの選手たちが萎縮するようで…。 ハリ:代表監督のお出ましにやる気出せないようなヤツはこっちから願い下げや。 バル:(いや、やる気が空回りするのが問題であって…) …というわけで。ハリルホジッチ監督、早速札幌ドームへ視察にと思ったのですが、協会からはJ1をくまなく視察してからでも遅くはない、それに視察してないクラブから文句が出たら協力を仰げない、ここはひとつ穏便に…と止められてしまいます。そんなの関係ねぇと突っぱねたかったんですが、そこは大人のハリやん。間を取ってアウェイのセレッソ戦を視察するということで話がまとまります。試合は都倉の決勝ゴールでセレッソを2-1と振り切って勝利。コンサはアウェイ無敗を続け、アウトゥオリ監督はとうとう…。 ハリ:いやあ、ええもん見せてもろたでぇ。 お前、あんなにたくさんええ選手抱えてんのに何で自動昇格圏におられへんの? バル:(ぐぬぬ…)都倉を呼ぶ気ですか? ハリ:呼びたいんやけどな。豊田がおるやろ!と横ヤリが入ってもうてなぁ。 そういうところが日本のアカンとこや。まあ、ビビッときたのが他におったからええけど。 バル:…まさか。 ハリ:来たでぇビビッと。あの#10には。 バル:まあ、確かにいいものは持っていますよ。 ハリ:お前、あの10番を無理使いしすぎやで。 リフレッシュさせたるからちょっとこっちに貸せや。 バル:いやいや、都倉以上にサプライズじゃないですか! ハリ:それでええんや。 疲れとるようやし、常連組にインスパイアさせた上で戻すから問題ないやろ? クラブのもんは代表のもん。代表監督の言うことは絶対やでぇ。 バル:(常連組をナメック星の長老みたいに扱っていいんですかねぇ…) ハリやんが視察後に「新鮮な発見があった」とコメントしたことでコンササポの間でも「都倉の代表あるで」という声が出ていた矢先に宮澤がまさかの代表選出となればそりゃもう上を下への大騒ぎ。ノノ社長も「ドッキリだと思った」と冗談なのか本気なのか測りかねるコメントを出すほど。そんな“サプライズ選出”を余所に当の宮澤自身はB型なので全く気にしていなかった。ノノ社長のドッキリ発言を真に受けて普段通りに練習に向かおうとするマイペースぶり。 そんな宮澤ですから招集後も至って普段通り。周囲の報道は過熱しても、いるのかいないのかわからないような空気ぶり。監督からは「もっとやってええんやで!」とか「シュッと寄せたらんかい!」とかで特に具体的な指示が飛ぶわけでもなくですから無理もありません。あくまでサプライズ扱いというのが宮澤自身を含めた周囲の共通認識。 しかし、そのサプライズがとんでもない方向に打ち破られます。国内組で臨んだ東アジア杯の韓国戦で山口蛍がバックチャージを受け負傷退場。そこに代わって入ったのが宮澤。「サプライズすぎだろ!」「ガチで使う気だったのか…」とフットニックがどよめきに包まれます。入ってすぐにファールでイエローカードをもらってしまい「こりゃもうダメだ…」という空気が漂う中、ジリジリと時計は進み、またしてもスコアレスドローかと諦めかけたときに宮澤がミドルシュート一閃!惜しくもポストに弾かれたところを豊田が押し込んで1-0の辛勝。試合後はハリルホジッチ監督への質問が集中。が、ハリやんはなぜか禅問答のようなコメントではぐらかします。 「彼はある意味で非常に日本人的な選手だ。かつて代表を率いたオシム氏は水を運ぶ選手が必要と言っていたが、あるいはそれに近いものと言えるかもしれない。もっとも、最初の10分はただの水たまりでしかなく、大いに心配をさせてくれたがね」 試合後はyahooで「“埋もれた10番”が輝いた夜」というコラムが載る、サポーターズブログのごく一部では「これで本田がいれば赤黒#10のホットラインだったのに…」とか宮澤は天才じゃよという声が聞かれる、ノノ社長は「ポストに当てるところまで普段通りにやらなくてもいいのに…」とこれまた冗談か本気かわからないコメントを出すといった具合でコンサ界隈はそりゃもう大騒ぎ。 そんな状態ですから代表人気に当てられたいちげんさんがドームに詰めかけたはいいものの、肝心の宮澤はベンチスタートで「本当に埋もれてるんかい!」とツッコミが入る始末でしたが、宮澤はB型(ry。しかし、もう1人のB型が黙ってはいなかった。3割増で鬼気迫る活躍を見せた都倉。ゴールを決めてもニコリともしない姿は何かに取り憑かれたかのようで、“舎弟”の荒野でさえ都倉のバロテッリパフォーマンスの後も容易に近寄れなかったという…。 ハリ:(さて、ええ感じに仕上がったようやし、埼スタでロールアウトやな…) さて、J2はこれからいわば“第2のヤマ”を迎えます。過密日程、アウェイの暑さに加えて、都倉や稲本がかなりしんどそうな状況の中やりくりしつつ乗り切らなきゃならない。対戦相手も大宮やセレッソとアブラっこいところを含んでいるので勝たなきゃならなかった大分戦のドローは負け同然。しかし、小野もやっと戻ってきたし、直接対決で叩けば上位に食い込めるのだからチャンスでもある。特にアウェイのセレッソ戦は死闘必至で今からテンション上がるというか武者震いがするのぅ!と思ったらそれもそのはず。 ハリ:そらそうや。アウェイのセレッソ戦はキンチョウ(緊張)スタジアムやから。 バル:(J2に)長居は無用ってことですね。
…酒の勢いってのは恐ろしいねぇ。 いくら宮澤LOVEが度が過ぎてるからって一晩で強引にオチまで持っていけるとは。 まあ、長居は無用ってのが監督に矛先が向かないように、ヘンにこじれないことを祈る。 …この手のネタは次はないよ、うん。
posted by フラッ太 |07:00 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)