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2015年06月25日

「ここまでは来られる。」

>このカテゴリ使うの久々だな…

 コンサへの雑感を端的にまとめるならこんなタイトルになるのかな。
 今シーズンに限って言うなら「二の矢が足りない」になるんだろうけど。
 実はこっちをタイトルにしようか迷ったけど戦術厨的な意味で使うのを避けたんである。

 蹴球素人さんとのやりとりの中で信頼性は上がってきたというのがあって。
 ナザリトを外してハードプレスが機能し始め、序盤にあっさり失点しなくなったし
 1-0にすることはできるようになってきた。勝ちを積み上げることはできてきた。

 ヤンツー時代のコンサがあって、三浦コンサでJ1に上がって、でも1年で逆戻りして。
 石崎コンサで3年かけて(かかって?)J1に戻って、でも三浦コンサ以上に叩きのめされて。
 泣く泣く選手を手放さざるを得なかった後の財前コンサでもうちょいでプレーオフだった。
 だから、バルバリッチ体制になってもここまでは来られるとは思っていた。

 もちろん、それはのんべんだらりとやっててもってことではなくて、
 監督や選手といった現場サイドや社長をはじめとした会社が頑張っているという前提での話。
 クラブとしての地力、総合力からすれば「ここまでは来られる」
 それは信頼や期待、時には誇りでもあるし、クラブに対するプレッシャーでもあるだろう。
 お金とかウチを上回るリソースがあっても長いことJ2暮らしのところだってあるわけだし…。

 一方で、「ここからが大変だ」「ここからが難しい」という思いもある。
 今のコンサは未体験ゾーン。三浦コンサも石崎コンサも確かにJ1に上がることはできた。
 だが、僕の中では競り合ってJ1昇格を勝ち取ったワケではないという思いがある。

 三浦コンサは基本的に先行逃げ切りだったし、石崎コンサでは昇格争いに加わったのはシーズン後半に入ってからでずっと昇格争いの主軸にいたわけではない。特に石崎コンサは2年目で低迷し、もうダメだろという空気も少なからずあった中でいわば「“賭け”に勝った」格好での昇格。

 三浦コンサも石崎コンサもそれほど前評判が高かったわけではないのに対して、今年のコンサは周囲から「今年の札幌はけっこういいところへ行くかも…」とシーズン当初から注目されている中での昇格争い。上しか見る必要がなかった時と違って、他のクラブを横目に見ながら(あるいは他クラブから横目に見られながら)の昇格争い。そう言い換えてもいい。

 いや、今だって(少なくても現場サイドでは)上しか見る必要はないんだけど、ここからの1段1段は順位を上げる意味でもクラブの資金力やステイタスを上げるという意味でも思っている以上に大変なんだろうなあ、と。でも、ここを乗り越えないとJ1昇格はできないし、定着となると尚更。

 まあ、大変だと言ってばかりでは何も解決しないし、むしろどれくらいやれるのか楽しみと思うのがサポの心意気ってもんでしょう。口の上手いノノ社長になってからは間違いなくクラブの空気は良い方向に変わった。選手(特にユースからの昇格組)にとっては厳しいと思えるようになったかもしれんけど…。「3億円じゃ勝てないです!」とぶっちゃけたり、最終戦での挨拶で「稲本へオファーしてます!」とちゃぶ台返しの爆弾投下する反則ワザが(ギリギリで)許されるのはウチの社長くらいのもんだし(笑)。他のクラブからノノ社長がどう映るか?ってのはすごく興味があるんだがそれはまた別の話ってことで…。

 緊張感を持って。でも、その緊張感をヘンにこじらせないで保ち続けられるか。
 大雑把にまとめるとこんな感じなのかな。…さあ、ネタ考えようか(←録画観ろよ!)。

posted by フラッ太 |13:04 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)