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2015年06月15日

勝っただけ。

>FC岐阜の野垣内ってずっと「のがきうち」って読んでたよ…。ATOKでは一発変換できたけどね。

 アウェイ岐阜戦は1-0の勝利。
 キツい言い方かも知れないが、タイトルに記したのが率直な感想。

 わかっていたのは両チームのスタメンと前半に都倉がPKで1点取ってリードしたことだけ。
 いや、勝ったことは大事だし、勝てたことはうれしいんだけど
 何かこうモヤモヤ感が残るというか、素直に喜べないというか…。

 岐阜のチーム状態はもはやボロボロ。前節の横浜FC戦は難波がPKを止められ、
 挙げ句大久保にハットトリックを決められての逆転負けと負け方も悪かった。

 しかも、ラモス監督が過激な発言をしてブチ切れてしまう有り様。そりゃケガ人が多発すればプランに狂いも生じるし、試合運びがうまくいかないこともある。だけど、いくら選手たちに危機感を植えつけようと煽る発言をするにせよ公の場でそれをぶっちゃけるのは禁じ手でしょ?と。どこのクラブだってケガ人は出る。常に100%の戦力で戦い続けることなどできないし、補強のアンテナを張っているのは(それが可能かどうかはさておき)どこも同じはず。群馬あたりだったら「点取ってる難波がいるのに何を贅沢な…」と呆れていると思うぞ?

 正直なところ岐阜はチームがまとまっているとは到底言えない。失点はリーグワーストで、しかも野垣内が今節は出場停止。勝負事に絶対はないが、こっちがチームとしてまとまれば複数得点(&完封)で勝つことはそんなに難しいミッションではないと思っていた。むしろ、ラモス監督の発言で岐阜の選手が半ばシラケているのでは?とさえ思っていた。

 試合前、コンササポの間ではこういうときに情けをかける(悪い意味での)伝統があるからなあと不安視する声もあったし、敵地不敗のタオマフまで作ってフラグ立てちゃった感じもあったからその意味では勝ててホッとした。ただ、大宮のように5-0とまで贅沢言わないけど、こういう相手に畳みかけて“折れさせる”試合ができないようだとこの先苦しい。どことやってもいい勝負になるってのが解消されたワケではないし…。

 同じウノゼロ勝ちでも岡山戦はアウェイで勝てていなかったし、何度もいい場面を作れていたから結果としてウノゼロ勝ちになったとわりとポジティブにとらえられたが、岐阜戦はそうではなかった。確かに順位は4位に浮上したけど2位磐田との勝ち点差は5のままだし、勝ち点3差で7位の長崎がいるから1試合の勝ち負けでひっくり返されてしまう。

 1つ1つ勝つことが大事なのは今さら言うまでもないけど、もっともっと突き詰めないと。
 勝って兜の緒を締めよという言葉もある。混戦のJ2はまだ序盤戦を終えたばかり。
 ウノゼロ勝ちを積み上げただけでは石崎コンサの二の舞。
 今のコンサならもっとできるはずと信じて厳しめに締める。今日は350mlで控えめの祝杯。

posted by フラッ太 |00:05 | 試合後の印象 | コメント(3) | トラックバック(0)