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2014年10月24日

第37節VS富山・アフターインプレッション。

 実に久しぶりのアフターインプレッション。
 たまにはマジメに更新せにゃただのネタブロガーになっちゃうので頑張ってみようかと。

 バルバリッチ体制になってからきちんと90分見たのは数えるほど。勝ち試合しか観ないってのは片手落ちなんだけど何となく見えてきたのは財前コンサでは宮澤がバロメーターになっていたのがバルバリッチ体制ではカズゥがそれに当たるのかな、と。あと、財前コンサで最も負担が大きかったのは両SHだったけどバルバリッチ体制では2シャドーなのかなという印象。特に前俊が入った場合の相方である中原の負担は相当なもの。快勝した岡山戦を基準にしているので実際はもうちょっと違った見方があるのかもしれないが。

 さて、富山戦。ぶっちゃけ富山のチーム状況は最悪に近い。頼みの綱の前は契約上使えない。勝って当然という言い方は富山に失礼になるかもしれないが、札幌が強かったという印象はない。とりわけ富山の守備のルーズさがひどく、「あれだけカズゥに楽にボール持たせたらそりゃねぇ…」って感じで観ていた。

 裏を返せばカズゥが封じられた場合どうするか?が早急の課題かな、と。

 岐阜戦ではカズゥが封じられるとコンサの攻撃はかなり減殺されてしまうかなあという感じだったんだけど、富山戦で答えの1つになりそうだと思ったのが奈良のフィード。ボランチが後ろに下げてもDFラインからしっかりビルドアップできれば補うことはできるのかな、と。急遽入った櫛引もピシッとしたパス出しはできるし。
 富山戦では奈良がサイドに出したりしていたし、奈良としても攻撃を作れるCBになるというのを目標としているのだろう。千葉戦ではそれが裏目に出たけど、岩波や植田、西野など空中戦に強いライバルはたくさんいるし、ただフィジカルに強いだけでは代表に入れないという意識はきっと持っていると思う。

 富山戦では中原が精彩を欠いていたかな。前俊と組むとどうしても負担が増えてしまうのは仕方ないんだけどね。前俊の閃きやヌルッとしたドリブル突破を生かそうとするとそのぶん汗かき役をしなきゃならなくなるし。ノノ社長が言うところの「試合に出続けることでわかること」、いわゆるプロの壁なのかもしれない。1つゴールを決めればブレイクできるとは思うんだけどその1点が遠いなあ。
 都倉は1ゴール決めて二桁に乗せたけどその前の2本はせめて枠内に入れて欲しかった。最低限の仕事はしたといったところ。むしろ菊岡が競り合いに負けずにスルーパスを出せたのがやや意外。フィジカルコンタクトには弱いんじゃないかと思っていたので。前を向けばちゃんと仕事はできるというのをやっと見せてくれたかな。

 あと、もう1つ打開のカギになりそうだと思ったのは
 謙伍が決めた先制ゴールにみられるような斜めに走る動き。
 ボールこそ出なかったけど、宮澤がこっそり斜めに走ってPAに侵入してたし。
 ただ、単に斜めに走ったのでは相手の守備にバレてしまうので
 いかにタイミングを外せるかという条件は付く。

 湘南戦は河合が戻れるらしい。小野は2シャドーの一角でならという報道だが、バルバリッチ体制ではボランチは基本ガテン系でないと厳しそうなのでそこしかないかなというのは納得だが無理して欲しくはない。さて、バルバリッチ監督は湘南相手にどんな選手起用で臨むのか…。

posted by フラッ太 |19:20 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)