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2014年04月10日

仙台の選択。

>今にして思えば、やっとの思いで2点差を追いついても突き放されたホーム神戸戦が限界だったのか…。

○グラハム・アーノルド監督 退任のお知らせ
○渡邉晋ヘッドコーチ 監督就任のお知らせ(共に仙台公式HPより)

 ここまで勝利のないベガルタは早々に動いた。アウェイ浦和戦はやりたい放題されて見切り時とフロントは判断したのかな?内部昇格なのでダメージは最小限…と踏んだのだろうけど、今の仙台はかなりのドツボ状態なので“つなぎ”になるのかシーズン終了までこの体制で行くのかは不透明。このままシーズン終了までいく公算が大きいとは思うが、さて…。

 今回の監督交代に関して率直に思ったのは「スパッと行ったなあ…」ということ。と同時に、これがある意味J1のスタンダードなんだろうなということ。長いこと続いた手倉森体制を引き継ぐとなれば誰が引き受けるにせよかなりのスクラップ&ビルドが伴う。序盤で苦労することはある程度はわかっていたこととは思う。仙台では監督交代において「代えることによるリスクを取った」としている(→こちら)。

 エレベータを繰り返すコンサの場合は特に、良くも悪くも降格を深刻なダメージと捉えない空気がある。落ちたらまた上がればいい、と。それはそれで間違ってはいないんだけど、そこがどこか勝負に対する執着心を失わせる一因になっている、「次勝てばいい」っていう甘さを生むのかなとも思ったり。以前にちらっと書いたと思うけど、J1クラブはそのへんの危機意識というか「J2には落ちたくない!」っていう恐怖心が強い、だからスパッと監督交代ができるのだと思う。

 「いやもう、結果ですから」とドライにやれるかどうか。J1、特に残留争いではそうした意識がフロントにもサポにも求められるのだと思う。もっとも、こちとら今J2にいるわけで上がってから考えるべきことなんだけど(汗)。少なくとも会社側は財前コンサを支持しているし今年途中で監督を代えるなんて無茶な真似はしないだろう。でも、今年はハッキリ攻めの姿勢でいるだけに是が非でもっていうことだけは忘れて欲しくない。

 '12コンサについていろいろ書いてはみたけれど結局当時書いたことの繰り返しになったので省略。
 興味ある方はアーカイブから辿っていただければ。

posted by フラッ太 |07:40 | Another J | コメント(5) | トラックバック(0)