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2014年01月25日

#12がたなびく街。

 オフシーズンなので久しぶりにNFLネタでも。

 NFLプレイオフもいよいよ佳境で残るはプロボウルとスーパーボウルのみ。先週はカンファレンスチャンピオンシップ(野球で言えばクライマックスシリーズのファイナル)2試合が行われた。そのうちNFCではシアトル・シーホークスが逆転で去年のNFCチャンピオンである49ersを下した。

 サッカーではサポが12番目の選手というのはよく言われるがアメフトでも同様、いやそれ以上に12番目の選手の役割を果たすことは多い(ちなみにwikiによると公式に#12をファンの背番号と定めているのはシーホークスのみ)。その最たるものがクラウドノイズで、相手QBのプレイコールを通りにくくしてミスを誘ったりタイムアウトを余計に使わせたりとホームアドバンテージは殊の外勝敗に大きく影響する。
 そのシーホークスはホームで滅法強く、今年は1敗しかしていない。ホームの利を活かして地区優勝&シード1位となった。プレイオフにおいてはこのシード順も大きな意味を持っていて、1位シードは1試合少なくなるだけでなく移動なしに常にホームスタジアムで試合が出来るメリットがある。

 シーホークスのクラウドノイズはリーグ屈指でとかくやりにくいスタジアムの1つに挙げられている。BS1ではクラウドノイズの大きさが時に130デシベルを超える(!)とか、スタジアムの構造自体音が反響しやすくなっていたり、座席にアルミを用いるなど「そこまでするか!」というほどに詳しく紹介されていた。それもすごいことだけど、チャンピオンシップの試合の日に街のシンボルであるスペースニードル(だと思う)のてっぺんに#12の旗がたなびいていたのを見た時に「ああ、いいなあ」と思ったんである。

 街全体が盛り上がっているのは言うまでもないんだけど、スーパーボウルがかかる大事な試合の日に街のシンボルにホームチームの旗がたなびく。それが当たり前の光景ってのがすごくうらやましく思えて。移籍や解雇、再契約が日常茶飯事、パッカーズやスティーラーズなど街単位で熱狂的な応援をするNFLは比較的サッカーと近い環境だと思っているんだけど、いつの日かJ1優勝がかかった試合とかACLで決勝に勝ち進むとかものすごく大事な試合の日に街中が赤黒で染め上げられたらどんなに素敵でカッコいいだろうか。

 まああれだ、試合の日はレプユニで街を闊歩するとか、赤黒グッズを普段から身につけているとかまずは赤黒が街全体に溶け込むところから始めなきゃならないんだけどね。俺たちの街にはコンサがある、が当たり前の光景として存在する。それが少しずつ広がっていけばいいなと思う。

 デブでも着られるユニ売ってくれっていうワガママは通りそうもないから、キャップとマフラーくらいはゲットしとこうかな…。無理とは思いつつもレプユニがオーダーメイドできれば\30,000出してでも買うんだけどなあ。

posted by フラッ太 |22:26 | スポーツ | コメント(2) | トラックバック(0)