2013年12月29日
今度こそ見納め…?
赤:はいどうもー、赤黒スズメでーす。 黒:続きはWebで! 赤:久しぶりの出番だってのにもう終わらせる気ですか! 黒:なあ、ウチらこれからも出番あんのかなあ? 赤:そんな不安を吹き飛ばすためにも頑張っていきましょうよ。 さて、今年のコンサは惜しくもプレーオフを逃したわけですが。 黒:惜しかったかぁ?結局8位だろ? 赤:でも、最終節は勝てばプレーオフ進出までこぎつけたんですから。 黒:その最終節でスコアレスドローじゃん。25,000人近く入ったホームゲームでこれじゃあな。 社長もあの空気で勝てない方がおかしいって言ってただろ? 赤:それはまあ。そういや、開幕前はプレーオフまで行けば上出来って言ってましたよね? 100点満点だったら80点くらいはつけられるでしょう? 黒:そんなに高くないだろ。まあ、69点ってところだな。 赤:やけに中途半端な点数ですねぇ。 黒:だってよ、最終盤まで3連勝が一度もないままだったんだぜ? 赤:勢いに乗りたいところで躓いてばかりでした。 黒:アクセルとブレーキ一緒に踏んでるみたい、ってアベノミクスか! 赤:本家は失敗が目に見えてますから一緒にするのはどうかと思いますが…。 黒:オレに言わせりゃ今年のプレーオフ争いなんてたまたまチャンスが残ってただけだよ。 赤:そうでしょうか?石崎コンサの時だってギリギリまで争ってましたよ? 黒:甘いっ!コーヒーを練乳に入れて飲むくらいに甘いっ! 赤:(ツッコんでいいのか迷うなぁ…) 黒:考えてもみろよ。 あの時は暫定で首位になったこともあるし、昇格圏内での争いだっただろ? 赤:あ、そうか。今年は一度もプレーオフ圏内に入れなかったんですよねぇ。 黒:昇格するチームってのはたいていビッグウェーブの1つや2つあるもんだ。 でも、今年は勝ったり負けたりの繰り返しで1年終わっちゃっただろ? 赤:本当の意味で争えてはいなかった、と。 黒:そういうこった。だから、優・良・可で考えても優はもちろん、良もつけられない。 昇格するに値しなかった、それだけの実力がなかったと言わざるを得ないな。 赤:…まるで今年がダメだったみたいな言い方ですが。 黒:普通、シーズンの半分近くも負けてりゃせいぜい12,3位がいいところだが、 たとえ“たまたま”でも最終節まで可能性を残して、結果8位ってのは 1年目なら十分意味がある。悪くない~ですね。 赤;そんな無理にノノ社長の物真似入れなくっても…。 ノノ社長も強化費からすれば真ん中くらいの順位だと言ってましたからねぇ。 黒:20勝4分18敗。ホームランか三振かっていうくらいにある意味清々しいな。 赤:近鉄のブライアントみたいな感じですかね? 黒:そこまで破壊力ないだろ。広島のランスくらいじゃないか? 赤:地味すぎ!根っからの野球好きかカープファンしかわかんないでしょ! 黒:でもまあ、ヒヨッコだらけでどっちに転ぶかわからないっていう開幕時のことを思えば 成長の跡があったのは確かだよな。 社長のセレモニーでの第一声が「悔しい!」ってのは決してネタじゃない。 赤:当たり前ですよ。ただ、成長しているっていう手応えは僕らにもありましたね。 黒:杉山でさえそうだからな。 赤:一言多いんですよ、もう…。 黒:実戦で学ぶ、経験を積むってのがいかに重要かっていういい例だな。 赤:序盤はずーっと杉山がヤリ玉に挙げられてましたからねぇ。 黒:終盤ではサマになってたよな。 赤:それ、褒めてるんですか? 黒:もろちんだとも。 赤:(ツッコまないぞ…)今年、一番成長したのはやっぱり荒野でしょうか? 黒:殻を破ったって感じがあったよな。あと上原。 赤:上原が攻撃参加できた時はワクワクしましたね。 黒:財前コンサの特長と言えるだろうな。終盤は日高もかなり攻撃参加してきたが…。 赤:2人とも元はFWだったんですよね? 黒:攻撃の勘どころを掴むのは容易だったかもな。 ただ、運動量が必要なだけにパンクしないか終盤はヒヤヒヤものだったぜ。 赤:前や小山内もケガの繰り返しでポジション取り以前の状態でしたからねぇ。 黒:キャンプが十分に出来なかったってのはあるだろうな。 金の問題もあっただろうが、ここはケチらないでしっかりカネかけてほしい。 赤:来季は沖縄でみっちり鍛えるみたいですから大丈夫かと。 黒:真夏ならともかく、5月の時点で試合後半にガス欠ってのはなあ。 シーズン通して戦える集団になってくれないと困るぜ。 赤:今年は石崎コンサから財前コンサになりましたが、 ノノの社長就任を抜きにして語ることはできないでしょうね。 黒:成績が吹っ飛ぶほどにコンサの顔となったのは間違いないだろうな。 赤:ノノ社長になって今までとはガラッと空気が変わりましたよねぇ。 黒:いい意味で社長らしくないよな。 赤:現場を知っているという意味でも得難い人材と言っていいと思います。 黒:甲府との天皇杯では海野社長と居酒屋談義だしな。 試合そっちのけで解説を楽しんだのはコンササポだけじゃあるまい。 赤:何というか、キャラが立っているという気がするんですよねぇ。 黒:よし、ウチもこやのんに対抗してグッズ作ろう! 赤:ドーレくんさんの立場ないでしょ。それにOB戦で文字通り体張ってるんですから。 黒:(お前がドーレくんさんって言うなよ…) ノノ社長の一番の特長は言葉の使い方の上手さだな。 赤:解説をやっていたからってことですか? 黒:ちょっと違うな。 自分がこうしたい、こう思っているというのを伝えるのが上手いってこと。 ノノ社長はサポに対してはよくパートナーという言葉を使っているだろ? 赤:一番使っていたかも。 黒:“仲間”じゃない、ってのがミソだ。仲間だとともすれば馴れ合いになるからな。 赤:パートナーだとそうならない、と。 黒:パートナーだと対等な立場になるだろ? 適度に緊張感を保ちつつ、互いにできることをやっていきましょうという意志がある。 赤:言いにくいこともわりとハッキリ言っている印象はありますね。 黒:去年の石崎コンサにしても全然ダメだったと言い切っているしな。 赤:確かにダメだったんだけど、ノノに言われると納得ってのはあるかも。 スカパー解説でもあまり批判されなかったし人徳なんでしょうかね? 黒:発言に説得力がある。そこんところは解説など場数を踏んだのが生きてるんだろうな。 3億円じゃ勝てないです!ってぶっちゃけても批判浴びないのは人徳かもしれんが。 赤:そして、ノノ社長の大仕事といえば何といってもレ・コン・ビンの獲得ですよ! 黒:まあ、一大フィーバーにはなったな。 赤:…なーんかリアクションが薄いなあ。 黒:お前、レ・コン・ビンの獲得がスポンサー獲得につながったとしか思ってないだろ? 赤:そんなことないですよ。東南アジアからの選手獲得はJ初ですよ? コンサが先鞭をつけるってのは意味あることですし、 札幌の名前を売り込んだことで実質的な広告にもなったし、看板で収入も得たし…。 黒:甘いっ!コーヒーを練乳に入れて… 赤:(即座に)はいはい。で、何をおっしゃられやがるんでせうか? 黒:よく考えてみろ。レ・コン・ビンに関する報道が多かったのはどこだ? 赤:多かったのは日経やNHKですね。 黒:普通Jリーグのニュースといえばスポーツ紙だ。 それに一般紙ではJリーグに関してはやれ債務超過だのネガティブな話題ばかりで まともな報道がされることはあまりないだろ? 赤:産経新聞がそんなこと書いてましたっけ。 黒;産経は全国紙じゃねーだろってのはひとまずおくとしてだ、 日経が書くってことはビジネスとして関心があるから書くわけで、 今までのように「ウチにお金ください!」ってだけではないんだよな。 赤:そういやノノ社長は「ベトナムと北海道をつなぐ可能性ができた」と言っていましたね。 黒;レ・コン・ビンはセリエAに挑戦したカズのような位置づけをされがちだが、 それだけにとどまらない目的がある。 赤:というと? 黒:ノノ社長は「コンサドーレを使って欲しい」という言い回しをしている。 つまり、いろんな方面に対して触媒としてクラブを使ってくれってことだな。 赤:直接的にお金が欲しいってだけじゃないってことですか? 黒;大きなお金を呼び込む窓口になって仲介料をもらうって感じじゃないか? 赤:Jリーグが東南アジア戦略を手がけてもいましたからね。 黒:正に機を見るにビンだな。 赤:…。 黒:単にクラブにお金くださいってだけじゃなくて、 札幌、北海道とパッケージで売り込むことを視野に入れて動いている。つまり… 赤:お役所も巻き込んじゃえ!ってことですか。 黒;そういうこった。どんなクラブだって自治体の協力なしには成りたたない。 財界の協力が望めないならお役所から。ノノ社長は策士やのぅ。 赤:地方都市がダイレクトに魅力をアピールできるってのはサッカーならではですよね。 ACLっていう具体的な道筋もありますし。 黒:地方のJ2クラブでもフツーにビジネスが行えるかもってのを示せたのはデカいぜ。 それに金銭的なメリット以外でも、提携枠を作れたってのは外国人戦略の面でも大きい。 赤:枠が足りなくなりそうでしたからね。 黒;逆転の発想だよな。枠が足りなければ作ればいいじゃない! 赤:どこのマリー・アントワネットですか…。 黒:しかもこの提携枠、今のところ有効活用できそうなのはコンサだけだ。 レ・コン・ビンの去就にもよるが、こんなところでも先行者利益を得ているな。 赤:J1クラブはわざわざ使うこともないでしょうしね。主にJ2,J3が恩恵を受けそうです。 黒:野々村社長は~♪嵐を巻き起こす~♪ 赤:フィーバー♪…って、古いわ! 黒:嵐と言えるかはわからないが、三上の契約満了はちょっとした波紋を巻き起こしたな。 赤:いろんな意味でサプライズでした。これからと思われていた三上に対してだったから 「じぇじぇじぇ!」って思ったサポは少なからずいると思いますよ? 黒:これもノノ社長の意思の表れだろうな。 コンサはユースからトップ昇格した選手が多いが、その後伸び悩むケースも多い。 赤:刺激にはなるでしょうが、劇薬になる危険もありますよねぇ…。 黒:ただ、FWとしてはウッチーや前俊、フェホを押しのけるほどじゃない。 SHとして使い続けたわりには…ってところじゃないか? 赤:どうしても必要ではない、と。厳しいですねぇ。 黒;ユース出身者がA契約から除外されるのは3年間だ。 この3年って期限もこれからの育成のカギになるだろうな。 赤:そこまでに結果出さないと…ってことですか。 黒:奈良や荒野はともかく、GON44組は否が応でも危機感煽られるだろうな。 赤:その荒野でさえも志願してメキシコ単独武者修業ですからねぇ。 黒:トップ昇格はゴールじゃなくてスタートだからな。 そういう意味では謙伍は必要とされたからオファーしたし、復帰できたってことだな。 赤:形は違えど、これもカムバック・サーモンですね。 黒:チャンラーン! 赤:いきなり何ですかもう! 黒:札幌で生まれ、愛媛で育った石井謙伍が久方ぶりに帰って参りました! 赤:オレンジのユニ着てたから合ってるっちゃ合ってますが…。 黒:どうか札幌に力を与えたまえーっ! 赤:あくまで本業でですからね。この流れだとネタ要員になっちゃいますから。 黒:愛媛は赤井もいなくなったから厄介な敵が1つ減ったな。 赤:曵地はその愛媛に行きましたが、また声がかかるように活躍してほしいですね。 恩返しはいりませんけど。 黒:プロとして生き残るだけでも大変だからな。純貴はもっとシビアだぜ。 赤:今度はタイへのレンタル移籍ですか…。 黒:今度ばっかりは「たいでは はんぐりーせいしんを やしなえました」じゃダメだ。 片道はハナから覚悟だろうが、助っ人外人として結果を出さなきゃならない立場。 何がなんでも生き残れよ!あまちゃんなのはドラマだけでたくさんだぜ。 赤:それにしても、ノノ社長は社長業だけでなく補強でも積極的ですよねぇ。 早くからオファーした謙伍もですが、金山と菊岡はなかなかいい補強かと。 日刊スポーツ1面で「小野札幌へ」ってのを見た時には ウチのご主人様の眠気が吹っ飛んだそうですよ。 黒:社長、半端ないってもう!レ・コン・ビンの移籍交渉と平行して 小野の獲得なんてそんなんできひんやん普通! 赤:まあ、お金の面で大丈夫なのかってのもありますけどね。 黒:攻め時とみてるんだろうな。あまり無茶はしてほしくないが。 赤:レ・コン・ビンに関してはだいぶ雲行きが怪しくなってきましたが…。 黒:契約事なんてのはサインするまでは何でもアリだ。 征也の例もあるし振り回されないことだな。噂を信じちゃいけないよ。 赤:移籍話ではいろいろヤキモキさせられますね。 黒:話が出るたびにいちいち踊るのはもうどうにも止まらないな! 赤:困っちゃうなもう、こんなボケに付き合わされて…。 黒:あとは陣容が固まってからだな。小野が~小野が~来て欲しい~♪ 赤:よい落とし、じゃなかった…みなさん良いお年を!
年末の休みは今日が最後。よって、ネタ作りができるのも今日が最後。 精一杯頑張ったけど、出来としても今年のシメとしても…微妙(汗)。 起承転結つけるのがこんなに難しいと感じたのは初めて。 ネタ作りはまだまだ修業の身。もっともっと勉強せないかんなあ…。 まあ、去年を思えばずっとポジティブに過ごせるからいいかな。 ホーム開幕戦と最終戦は当然として、来季は何とか年3の参戦が出来れば。
posted by フラッ太 |23:00 | ネタの殿堂 | コメント(0) | トラックバック(0)