2013年11月27日
「ドームの悲劇」?ちゃんちゃらおかしい!
ひとみさんのブログ(→こちら)でコメントを書いていたらやたら長くなったのでエントリーを立てた。 ○【札幌】PO逃し8位終戦 格下相手にスコアレス、最後まで取りこぼし これは報知新聞の記事なのだが、文中の「ドームの悲劇」にものすごく違和感を覚えた。 元祖(?)とも言えるドーハの悲劇もタイムアップ寸前で引き分けになったから悲劇になった。秋天の陽炎も勝っていたのを追いつかれたから悲劇になってしまったわけで、自力で決められたのに勝てなかった、ましてや1点も取れずに一度もリードできなかった北九州戦を悲劇と言うには無理がある。ましてや、見出しで格下相手とか取りこぼしとか書いているんだからある意味文章が矛盾している、一貫性を欠いている。 サポはもちろんのこと、財前コンサをずっと観てきた人なら北九州戦を悲劇とは言うまい。 あるいはこの試合に注目していた人やプレーオフを争っていた選手およびサポーターたちも皆 「勝てなかった方が悪いのだ。」と思うのが自然だろう。 悲劇という言葉を用いるなら「アルウィンの悲劇」のほうがよほど説得力がある。 松本のプレーオフ進出条件は基本的には自分が勝った上で①千葉の負け&徳島or札幌が引き分け以下②長崎の負け&千葉の負けor札幌引き分け以下。いずれにしても千葉の負けが成立しなければダメという細い糸。千葉の最終節はアウェイで鳥取戦。いくら調子を落としている千葉でもビリ相手に負けはあるまいというのが大方の予想だったと思うが、千葉がまさかの2点ビハインド。終了間際まで1-2の状態が続き、松本サポが「行ける!」と思ったアディショナルタイムに千葉が同点に追いつき天国から地獄へとなってしまったんである。 W杯出場やJ1昇格、プレーオフ出場を自力で掴んでいながらスルリとその手からこぼれ落ちたからそれがドラマとなり、“悲劇”として語り継がれる意味や価値がある。終盤に可能性を広げた頑張りは確かにあるが、多くの人に関心を持ってもらう意図があったにしてもこれはぶっちゃけミスリード。ペンでメシ食うにしても思い入れがあるにしてもキッチリした線引きはしてほしい。というか、安易に悲劇なんて言葉を使うのはどこか読者をナメているんじゃないの?とさえ思う。 7位以下なら皆同じというくくりで言うなら「僕らは何も手にしなかった。」 来年、堂々と上がりたいね。 幸村殿なら「こういう記事が勘違いをさせるんだ!」と一刀両断だろうなあ。早く復活してください!
posted by flatta |13:49 | コンサについて | コメント(4) | トラックバック(0)