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2013年04月27日

熊本戦の展望。

>ゴール出んウィークなんてオチはいらんからな…

 さて、明日は厚別開幕の試合となる熊本戦。

 気合十分で臨みたいところだが、またしても9日間で3試合という過密日程の壁が立ちはだかる。J1でも水曜日に試合が入ることはあるが、(上位のACLを除けば)カップ戦でメンバーを思いきって落とすことができるし観る側もそれを容認できるが、J2は全てガチ勝負だからそうはいかない。おいそれと“捨てゲーム”を作ることができないJ2ならではの厳しさ、難しさがある。アウェイ連戦と同様に3試合トータルで考えたマネージメントや采配が必要になるわけで、自然とクラブの総合力が問われてくる。

 ただ、間隔の短さが4月のアウェイ連戦よりやや厳しくなるとはいえ今度はHHAと最初の2戦はホームで連戦であり、対戦相手が熊本・京都・北九州と続くことを考えると3連戦の初戦である熊本戦は勢いをつける意味でも3連戦を乗り切る意味でも勝利が絶対条件になってくる。熊本と京都とどっちが与しやすいかとなると10人のうち9人は熊本と答えるだろうしね。

 ホームでは必ず勝つ、というのが強いクラブ。

 毎試合が大事だけど厚別開幕ということ以上に長いシーズンを戦い抜く上でこの試合を取るか落とすかは今後大きく影響するように思う。上位に食い込むためにはホームの連戦で勝ち点6を狙いに行かなくてはならない。「この試合が大事!」という試合でやらかしを多くやってきたコンサが一皮むけるかどうか。差し当たっては、ウッチー・深井・パウロンの3人の代わりをどうするのか。アウェイ連戦ではチームの核、型ができつつあったが、今度の3連戦はその肉付けや厚みをつけることでチーム全体の底上げができるかという観点でみていきたいところ。

 まずFWだが本命はテレとみる。今までの財前監督の起用法からして前俊をスタメンに持ってくる可能性は低いと思っているので。個人的には(戦術厨的な観点からも)スタメンから観てみたいというのはあるんだが…。いいかげん純貴に(ry。報道ではボランチに荒野の名前が出ているようで、この報道からしても宮澤をボランチに回す気はない、本人の意向含めて宮澤は前目のポジションで使いたいという財前コンサの指向がうかがえる。CBは素直に考えれば奈良。松本が戻りつつあるとはいえSBに不安がある現状ではソンジンをSBに回すのがベターだし、奈良&クッシーの方が能力的にも連係面でも上だろう。

 深井が入ったことで中盤が引き締まったが、さて深井に取って代わる選手がどんな輝きを見せるのか。“穴埋め”である必要はない。代わりに入った選手が自らの持ち味を生かすことができればまたひとつチームは強くなれるだろう。対コンサという視点からすればボランチ2人を機能不全にすれば攻撃力はガタ落ちというのもあるので勝敗のカギを握るとも言える。

 不安要素は他にもあるが、財前監督は調子の良い選手を使うことにしているし、サブに甘んじている選手には絶好のアピールの場となる。ホーム全体の力で勝利を掴み取ろう。寒いのは明日の天気だけにしてくれよ…。

posted by フラッ太 |17:30 | スチャラカプレビュー | コメント(6) | トラックバック(0)