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2013年01月28日

受け継がれる#18。

>今ごろ、姐さんはどうにかしてアウェイユニもゲットする算段立ててるだろうな…

 さて、CPPで今年の選手&背番号のお披露目となり、いよいよ財前コンサが始動する。既に報道のあった通り、前が#6,榊が#7を背負うことになった。去年の数少ない勝ち組への“ごほうび”と言えるだろう。荒野や奈良も背番号は変わったが、それぞれ#24と#23で“微増”に留まったのをどうとらえるのか。奈良にはいずれ不動のCB、DFリーダーの象徴とされる#4を背負ってもらいたいが、まずはレギュラーを不動のものにすることかな。
 曵地に関しては報道もあったように思うが、曵地の#1と純貴の#9は当人たちの熱意とクラブ側の期待が合致したものと考えていいと思う。特に純貴の#9には強い意志を感じる。金沢で余所の釜のメシを食ってからいかに自分が恵まれていたかを痛感し、ブラジル修業を志願するなど「今年こそ!」という気合や覚悟は純貴自身が一番持っていることだろう。
 ゴンの幻影にも悩まされるかもしれないが、それも含めての背番号9。曵地も純貴も絶対に結果を出さなければならない。幸村殿の言うように、純貴には背番号を上回るゴールなんてレベルで終わってもらっては困る。「オレが決めてやるからボールよこせ!」とばかりにJ1昇格&得点王を狙うくらいじゃなきゃ。…ちっくしょー、レプユニ買わずにはいられないじゃないか!サポの心をくすぐるのが上手いねぇ、全く。

 さて、ここまでは希望込みで予想をしていた方もいることだろう。
 ただ、深井の#18を予想できたサポはほとんどいなかったんじゃなかろうか。

 今までは#18は芳賀博信のものだった。06年から7年間もの長きに渡ってコンサで戦い、三浦コンサ時代にはキャプテンマークをつけた。技術に優れた選手というよりはハードワーカー、とにかく走って走って走りまくってひたむきにボールを追いかけるというプレイスタイルはそれまでのコンサの中でも異質な選手であったと思う。もちろん技術がないということではなくて、草津戦のスーパーミドルは個人的コンサのミドルシュートのベスト3に今も入っている。
 例えば古田のように巧い選手がクローズアップされることはあっても、芳賀の存在感が希薄になることはなかった。それどころか、芳賀がケガで離脱しているときに「芳賀がいてくれたら…」と思うことが何度あっただろうか?それほどまでに芳賀はコンサに尽くしてくれたし、芳賀が選手契約を満了することになったときは惜別の思いを強くしたサポがほとんどであろうと思う。

 その芳賀が選手としてではなく、今度はアドバイザリースタッフとしてコンサに加わることになった。とかく、おとなしいと言われがちなコンサの選手にはうるさ型の存在は必要不可欠なものであり、年齢やキャリア的にあまりバランスの良くない今年の選手構成からしても芳賀がコンサにいてくれることは有形無形のプラス要素をもたらしてくれることだろう。ただのうるさ型ではなくて平気な顔して鉄アレイを仕込む茶目っ気もあるし(苦笑)。
 芳賀から#18を引き継いだ深井一希はユース時代からその才能を開花させ、トップ昇格は間違いなし、コンサの心臓となるべくトップ昇格を早くから嘱望されていた。U-17ワールドカップではベスト8に入るなど既に世界を知っているのもその期待を大きくさせる。yahoo!で検索かけようとしたら深井と入力した時点で候補に出てきたのには軽くビックリ。かつて#18は山瀬や曽田がつけていて、同期で加入した5人は軒並み大きな背番号ということからも期待の新人選手という位置づけをより濃くさせる。深井はまずはケガをしっかり治してからということになるだろうが、焦らないでほしい。クラブ側もサポも深井の完全復活を待つだけの余裕は持っているはず。

 たかが背番号、されど背番号。

 長いこと#18は芳賀の背番号だったが、深井の代名詞になるのもそう遠くない将来に訪れるだろう。
 こういう角度からコンサを見るってのもまた楽しいもんである。

posted by フラッ太 |00:25 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)