2012年11月02日
( )をつけてみる。
さて、すっかり幸村殿のブログに入り浸ってしまっているが、 その幸村殿がFC東京戦の総括で興味深い記述をしていた。 「3-4-3と3-6-1は同じではない。」(→こちら) 主に3つの違いを挙げているが、一番わかりやすいのは(1)であろうと思う。 どこに重きを置くかはどこに人数を多く割くかということにつながる。 Jリーグでは最近は4-2-3-1がわりと主流派のように思う(あくまで主観だが)。弾丸ツアー中に立ち読みした杉山本だと思ったが、同じ4-2-3-1でも( )をつけることでそのチームの戦術が見えてくるというのを見たように思う。 確かに(4-2)-3-1と4-(2-3)-1ではどこを重視しているかが違ってくる。選手の役割にも違いが出てくる。そこには監督の指向や好みが現れているってことなんだろう。4-3-1-2や3-4-2-1などとフォーメーションの記述が増えているのもより精緻なとらえ方をしようとしているんじゃなかろうか。 ( )のつけ方は90分同じ場所でくくれるとは限らない。ボールを追いかけるのも大事だけど、そこだけを見ちゃうと全体が掴めない。かといってピッチ全体を見ながらってのも簡単にはできない。なので大まかに( )でくくって試合を観るというのもひとつの方法だと思う。 ……とカッコつけて締める。
posted by フラッ太 |11:15 | 戦術厨の戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)