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2012年10月21日

TE宮澤。

>甲府、J1復帰おめ!

 さて、コンサは早くも来季に向けて動いているので、いつもより早くNFLのチェックを入れ始めている。レコーダーで検索をかけられるから楽になったもんだよ。首の手術をしたマニングがブロンコスに移籍、それまでエースQBだったティーボウはジェッツに移籍。甘いマスクで品行方正、さしずめ斉藤佑樹みたいな人気QBのティーボウに代わって実績は十分だけど大ベテラン、しかもケガ明けのマニングを引き入れてってんだからなあ。ティーボウもたまに出ていいプレーするもんだから正QBのサンチェスが叩かれるという……。

 そんな中、こんな記事を見つけた。

○NFLの新たなトレンド、2TEセットを読み解く【前編】【後編】

 アメフトに関してはニワカなので話半分でとらえてほしいというお断りを入れた上で(汗)。

 アメフトの攻撃の要はQB(クォーターバック)。で、攻撃は大きく分けるとランとパスに分けられる。ラン攻撃の要はRB(ランニングバック)で、パス攻撃の要はWR(ワイドレシーバー)。RBはボールを持って走る人、WRはQBからのパスを受ける人と思ってもらえれば大体OK。
 で、相手DFライン(もしくはLB)からQBがタックルされないように壁を作ってガードしつつ、ラン攻撃は相手DFラインに穴を開けてそこをRBに突破させる、パス攻撃はターゲットになるレシーバーを探してパスをする。くどくど書くよりBS1でNFLの試合を一度観てもらえればわかるでしょう。

 じゃ、TE(タイトエンド)は何をするのか?
 このエントリーの結論を言ってしまうことになるんだけど(汗)、
 要は攻撃時の“なんでも屋”である。
 TEで真っ先に思いつくのが上に挙げたパッカーズじゃなくてペイトリオッツのグロンコウスキーだったりするんだが(汗)。

 ラン攻撃の時はオフェンスラインに加わってプレッシャーを強くしたり、RBに襲いかかろうとする相手DFのタックルを防ぐ盾になりRBの走路を確保する(リードブロック)。パス攻撃時にはWRを囮にしたい時に(主に短い距離の)レシーバーとなるなど、頼りになるTEがいるといないとでは攻撃の幅が俄然違ってくるポジションなんである。

 TEはパスキャッチをする際にもキャッチングが上手いだけではなくて、キャッチできる場所を見つけてそこにタイミングよく入り込む巧さも要求される。WRがカバーされていて出しどころがない!なんてときにTEが現れて……なんて時が見せ場。そう考えると宮澤がTEってのが一番しっくりくる。
 現状では守備的ななんでも屋であるLB(ラインバッカー)っぽくなっちゃってたりするのがちょっと悲しい。ちなみに、LBはランの時には相手RBのラッシュを止めて、パスの時にはWRやTEをカバーする、場合によってはDFラインと一緒になって一斉に相手QBに襲いかかって大幅に陣地を後退させるなど(QBサック)役割は多い。

 来季に向けては宮澤をクラブの中心選手、核になる選手にしてほしい。「だったらQBじゃねーのかよ!」とツッコミがきそうだが(滝汗)。そりゃまあ、宮澤がオーディブルをブチかまして「そこへ出すのか!」っていう変態スルーパスを見たいってのは確かにあるんだが、敵どころか味方まで欺いちゃって合わせられないんじゃないかって気がして……。サッカーはアメフトと違って基本ずっとノーハドル状態だし。

 それに、宮澤は自分で決める力は持っているんだから
 味方を生かすだけに留まるただの“パス出し役”で終わってほしくない。
 なので、QBではなくTE宮澤ってのをちょっとぶってみた次第である。

posted by フラッ太 |12:00 | スポーツ | コメント(2) | トラックバック(0)