2012年09月14日
'12弾丸ツアーレポート②~VS AC長野パルセイロ観戦記~
今年の弾丸ツアーはこの日からが実に大変だった。まずは厚別での天皇杯の観戦記を。 9月8日、土曜日。 ホテルをチェックアウトし、いったん駅のコインロッカーに荷物を預ける。○たさんから日焼け対策はしておいたほうがいいよとアドバイスを頂いたので、気休め程度と思いつつシースペースで帽子(\2,940)を買ってから地下鉄に乗った。コンササポらしき方がそこかしこにいたので、例によってコバンザメ戦法で厚別に辿り着く。 試合の初めから飛ばしすぎて早々に喉が潰れた。情けなや・・・。試合中は声を出すのと戦術厨的に試合を見るのが半々で、声を出せるときはガンガン出していこうといった感じ。タスキの端にいたとはいえ、あまり褒められた姿勢ではなかったかも。レプユニも着てこなかったし・・・。ダイジェストで自分の姿を見たときはあまりの浮きっぷりに恥ずかしくなってしまった。 石崎コンサだけではないと思うんだけど、コンサはたいてい「どことやってもいい勝負」になっていた。さすがにJ1ともなるとその状態は短い時間しか続かないんだけど(汗)、相手がJFLでも傍目には互角の勝負になっていた。それは予想の範囲内だったし、今の石崎コンサに「プロの貫禄を見せて・・・」なんて余裕はないから内容はそんなに求めなかったし、だからこそどんなにカッコ悪くとも勝って欲しかった。試合を見ての疑問は パスを3本繋げるのがそんなに難しいんだろうか? イヤミでも何でもなくてホントに単純な疑問。右サイドからの純平からのスローインから3本と繋がらずに奪われる。狭いエリアでのせめぎ合いでほとんど負けていたような気がする。古田もマイボールになったときに必要以上にボールを身体から離すもんだから相手選手の守備が間に合っちゃってプレーの幅が狭くなっているような感じがした。 交代で入った上原のゴールも「え?入ったの?」と気がつけば入ってた感じ。石崎監督は90分で決めに行ったけど結果的には失敗。ガチメンで臨んだことからして、延長でもいいと中途半端な姿勢では弛みが出ると監督は思ったのかな?奮起せよというメッセージがあったとは思うんだが・・・。 延長に入って相手が10人になって転がり込んできたチャンスも岡山が動けなくなってこれも結果的には活かせずじまい。ビッグチャンスがなかったワケじゃないんだけど、そこで決めきれない。真希が足を攣るあたりに戦術厨としては攻守のバランスの悪さを感じてしまう。PKになった時にはもう高原に祈るしかなかった。高原はケガ明けであることを思えばあれ以上を望むのは酷というもの。5本中4本はコース合っていたし。ウッチーがPKを外したのは後半PA内で転ぶ失態を埋め合わせたい気負いがあったのか・・・。 負けが決まった時には正直悔しさが湧いてこなかった。ガックリといっても気持ちが落ち込むんじゃなくて、さりとて悲しい気持ちにもなれなくて、ポッカリと心に穴が空いたというか。「ああ、終わったんだ・・・」とただグッタリ座り込んでしばらく言葉が出てこない。選手に文句を言う気力なんて到底湧いてこない。 試合に負けるってこんなにも虚脱感が襲ってくるんだなあ。 もし、あの試合をゴール裏ではなくスタンドで観ていたらきっとこうはならなかった。たぶん試合中からヤジが飛んでて選手が来るころには文句たらたらだったと思う。USさんのタスキの撤収がやたら早かったのが印象的。カップ戦であれ、どんな形であれ、勝たなくてはならない試合に負けてブーイングすら出ないゴール裏・・・。今でこそ多少客観的に振り返ることができるけど、こういう体験はこれっきりにしたいよなあ。そういう意味では貴重な体験。帰りがけにお会いしただいごろうさんにも声をかけてもらった。・・・負けるとホント切ないよ(泣)。ハーフタイムにmimicchi姐さんに会えたのが救いかな。 西陽を浴びての帰り足。負け試合の後だと肉体的にも精神的にもキツい。その後の反省会は○たさんのブログにある通りで。長野サポさんの上を目指す姿勢をこちらが知らず知らずのうちに忘れてしまっていて、いつの間にか「昔は良かったよね~」みたいになっちゃうのは負けが混んでいるが故なのか・・・。ともあれ、いろんな意味で忘れられない体験になったのは確か。勝負事だから勝ち負けはスタジアムに行ってみなきゃわからないし、やってみなきゃわからない。ただ、同じ負けにしても「惜しかったぞ!」とか「次頑張れ!」と前向きになれるような試合をすることは大事なこと。そういう空気を作ることも必要なことで、改めて振り返るとどこか心残りのする参戦だったようにも思う。
posted by フラッ太 |09:00 | 旅行記 | コメント(2) | トラックバック(0)