2012年03月27日
石崎コンサの現在位置は?
最初は「このままでは去年の福岡コース!?」とタイトルをつけようかと思ったが、 それではあまりに煽り&ネガに傾きすぎと判断したのでちょっと修正。 下馬評は気にしない、序盤で一喜一憂しないと思いつつも、こちとらJ2の3位で昇格した立場。どうしたって不安はよぎるし、去年の福岡コースにならない保証はない。今から焦る必要はないけど、危機感は常に持っておくべきだと思う。現時点でどれほどの意味があるかはさておき、比較対象になりそうな三浦コンサと去年の福岡とで石崎コンサの立ち位置ってのを探っておくのもアリかと。 去年の福岡は泥沼の9連敗をした。そこで去年の福岡と三浦コンサ(08年)の9試合を並べてみる。 11年福岡 08コンサ 12コンサ ① 新潟 0-3● 鹿島 0-4● 磐田 0-0△ ② 清水 0-1● 横M 1-2● 神戸 1-2● ③ 鹿島 1-2● 柏 2-1○ 浦和 1-2● ④ 仙台 0-1● 川崎 0-2● ⑤ 横M 2-3● F東 0-1● ⑥ G大 2-3● 磐田 2-1○ ⑦ 磐田 1-4● 神戸 1-1△ ⑧ 名鯱 2-5● 新潟 0-1● ⑨ C大 0-5● 浦和 2-4● 3試合終了時では勝ち点で08コンサ>12コンサ>11年福岡だが、「J1で戦っていけるか?」としては08コンサと12コンサでは不等号の向きが逆転するっていうサポも少なからずいることと思う(福岡のことは脇に置いたとしても)。実際、僕も08年よりは無理ゲーじゃないとは思うし、戦えているという実感はある。 で、赤い数字は何を表すか? 12コンサを見ればすぐに見当はつくだろうが、これらは先制点を取った試合である。 意外といっては福岡には失礼かもしれないが、去年ダントツで降格した福岡も序盤ではけっこう“いい勝負”はしているのである。特にマリノス戦はアウェイゲームで前半終了時まで2-0とリードしながらの逆転負け。去年、何度かブログ上で書いているのだが、この試合でたとえ勝ち点1でもいいから拾うことができていたら仮に降格したとしてももう少し粘れていたのではないか?そんなターニングポイントになった試合だと思う。 戦えているというのは一番下っ端ならやって当然、当たり前田のクラッカーで、厳しい見方をすれば勝てる可能性があった試合を落としたと捉えればここ3戦に限っては福岡コースへの道を歩んでいることにもなる。 ただし、殊更にネガる気はない。 12コンサの場合、結果こそ出ていないもののJ2時代の序盤のもたつきは感じさせない。これまでの3試合とも試合の入り方は良いし、ノース・真希・前俊らの補強選手がしっかり機能している。勝てそうで勝てないというのは福岡と似てはいるものの、エンジンの掛かり具合からすれば極度に神経質になることもないだろう。 そうはいっても、浦和戦では早くも前俊潰しの対策を立てられてきているというのも事実。現状では前俊にボールを入れてという”戦術・前俊”が攻撃の軸。去年のジオゴに比べれば自由度は高いんだろうけど、大島がまだフルで出られないために高さ勝負で勝てない。ハナっから石崎監督が空中戦を捨てているっていう可能性もあるが・・・。 浦和戦ではヤスをフルタイム引っぱって起用した。本来なら近藤の代わりに砂さまあたりを入れたかったのだろうが現在は離脱中。にもかかわらずナビ杯で監督のお眼鏡に適ったのは榊のみ。古田もケガでいないし頼りになる選手が・・・という苦しさもあるのだろうが、ケガ人が出るのはどこでもあることなのでちょっと寂しい話ではある。後半30分で前俊を諦めて大島投入というのはパワープレーに切り替えたんだろう。しかし、浦和は余裕を持って対処できていたように思う。単純な放り込みでは厳しい。 まあ、結局は1つ勝てればって話にはなっちゃうんだけど、ダヴィ頼みだった08コンサよりは全然希望が持てる。選手同士の連係次第で突き抜けられそうだしね。先制された時にどこまで食らいつけるかってのはあるけど、そこはサポが背中を押しましょうよ。それで昇格できたんだから。 案ずるなコンササポ、我々はひとつになって戦うのだ! 次節はエスパルス戦。勝利への渇きを潤すには絶好の相手ではないか! 清水を思う存分飲み干してJ1を生き残ろうではないか! ・・・教えてくれ、俺たちはあと何点稼げばいい?(←結局ネタか!) 俺たちは現時点ではガンバや鹿島よりも上にいるんだから大丈夫!とポジっておしまい。
posted by フラッ太 |13:00 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)