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2012年03月12日

'12第1次弾丸ツアーレポート①~VSジュビロ磐田観戦記~

 はい、鮮度切れにならないうちに、というより
 記憶が薄れないうちに弾丸ツアーレポートを綴っていきます。
 前回同様、今回の弾丸ツアーリポートも3回に分けて書いていこうかと。

 3月10日、土曜日。

 夜勤明けの体にはしんどいこの上ないが、J1は土曜の試合がデフォだから仕方ない。どうせ特急の中では寝ていくんだしと割り切って駅へ。ただ、人が多い。自由席に座って旭川あたりで足を伸ばせればと思ったがそれは無理そう。抑えてあった指定席におとなしく座ったが、隣の人の会話が耳に入って眠れやしない。まともに眠ったと言えるのは2時間もないかも。
 それでも、札幌駅についてひんやりした空気を吸って何とかリフレッシュできた。そのまま南北線で平岸→シャトルバスでドームへ。今回は移動には時間的な制限がないので慌てずに済んだことも大きいが、平岸で乗り継ぎさえできれば何にも考えずにドームに着けるので夜勤明けの場合にはドニチカキップ+シャトルバスがある意味で最強かも。
 到着は12時40分くらいだったかな。すでに開門されていて手荷物チェックでちょっと止まった以外は至ってスムーズな流れ。さて、腹ごしらえ。あんかけ焼きそばがお目当てだったんだが結局見つけられずにトンカツ弁当にした。失敗だったのはたぶんシースペースにもあるだろうと踏んでタオマフを買い損ねたこと。#24のタオマフは買っておくべきだった・・・。グッズはある時に買え、迷ったら買えの格言を学んだ。

 SSからはコレオグラフィーがイマイチよくわからんかったけど、あとで見直したら気合い入っていたなあ。VOCSに赤と黒のページがあって赤黒に染めるというのはナイスアイディア。これぞホーム!というのをいや増す演出。さて試合。ジュビロはロドリゴ・ソウトも千代反田もサブ。体調不良か?ペク・ソンドンは途中交代はあるだろうけど、もしかして楽勝できると思ってナメてる?(←んなこたぁないだろうが)そんな風に思いつつも試合の入り方はわりと良かったんじゃないかと思う。
 基本的にそんなに腰が浮かずに安心して観ていられたのはやはり奈良の安定感か。前田遼一の1トップにつくことになったので役割がハッキリしたのもあるかもしれないが。ある程度押し込まれるのは覚悟していたけど、思ったよりも押し返せていたように思う。奈良が勇気を持って思いきってDFラインを高くしていたのが印象的だったなあ。センターサークル近くまで上げるってのは経験がないとなかなかできることじゃないと思うが、それをやってしまうのが奈良。このあたりの相手FWとの攻防や駆け引きはスタジアムに足を運ばないとなかなかわからないかも。ボールの行方を見つつDFラインの上げ下げまでチェックするってのはTV観戦じゃ不可能に近いし。

 後半は奈良が思い切って出てくるのを磐田側がどう対処するのか?というのを念頭に置きつつ観た。食いつかせてその裏を突くとかイヤらしいことやってくんのかなあ、とか。てっきりヤスが途中交代するものと思い込んでいたので、後半のかなり進んだ時間帯でもヤスが頑張ったのが嬉しい誤算。それだけコンディションが良かったんだろう。試合でも持ち味は見せていたしね。シュンピーもヤスもつききれずに駒野にクロスを上げられた時は怖かった。やっぱりフル代表はダテではない。
 ヤスが頑張っていたので選手交代はまあ妥当な考え方かな、と。ウチの前田には高さがないのでGKからのフィードはどうしても不利になる。相手にヘディングで競らせてその後のこぼれを拾うとか約束事がどの程度あったのか、どれくらいできていたのかは気になるところ。キリノをターゲットとしたんだろうけど、もうちょっと早く大島や上原など高さで勝てる選手を入れられたらというのはぜいたくかな。
 ただ、ウチの前田は面白い。切り裂くドリブラーって感じじゃなく、のらりくらりとキープするので相手選手は意外とやりにくそうだった。奪えそうで奪えない独特の間合いは一見の価値アリ。前田がボールを持てるぶんだけ玉離れが遅く感じたりしたこともあったので合わせる味方の側も大変そうだなあと同時に思ったが、ここらへんは数をこなすことで良くしてもらおう。

 試合はスコアレスドローに終わったがモヤモヤ感はなかった。主審のアレなレフェリングを除いては。河合は真ん中で体を張ってたし、山本は後半良かった。90分あの状態を出せるように改善を望む。真希を観てるとキレイなワッキーと思ってしまうのはオレだけ?同じ引き分けでも「惜しかった!」と思えるポジティブなもの。いちげんさんにも「今度はきっとゴールが見られるよ」と誘うことができる試合だったと思う。
 ただ、その一方で試合終了後にはコンサの選手は軒並みクタクタに疲れ果てていた。開幕戦でいつも以上に気合いが入っていた反動であることも想像がつく。J1で一番の格下であり、足りないぶんはひたすら走ってサポの声援で補わないとならないと覚悟していたとはいえ、あのペースで34試合を戦い抜けってのはキツい。
 通用するところもあったし引き分けという結果は悪くはないんだけど、勝つ可能性があった試合だったとは思うのでもったいなかったとも言える。引き分け34試合では残留は現実としてできないのだから、もう一段も二段も技術や連係、戦術のレベルを引き上げて気持ちでカバーする部分を減らしていかないとこの先はしんどくなるだろうなあという気がした。

 ちょっとでも気を抜いたらやられるという緊張感があるのがJ1。その意味でジュビロがやたらと枠を外すシュートが目立ったのは救いと言えば救い。危ないシーンやここが踏ん張りどころってシーンではスタジアムのボルテージも上がるし、その起伏の大きさがJ2とは全然違う。この空気はJ2では味わえない。ましてやTVの前ではその一体感や高揚感は絶対にわからない。勝負事は相手があることだから思うようにならないのは仕方のないことだけど、コンサはやっぱりJ1にいなきゃいかんぞ!と改めて思った次第。
 試合終了後は○たさんのところに顔を出した。ゴール裏からのドームのピッチもこれまたいい光景。告知が遅れてしまったせいでスタジアムでは○たさん以外のブロガーさんにお会いできなかったのが心残り。まあ、直前までネタにかかりっきりだったから仕方ないか・・・。いずれにしても、また観に来たくなるような試合であったことは間違いないので、その時はなるべく早いうちにお知らせしておこうかと。問題はそれはいつになるかということ。この次が最終戦なんて事が起こりそうで怖い・・・。

 覚えているぶんだけ一気に書き上げてみました。
 だけど、MOMはどう考えてもウチの奈良さんだよなあ・・・。
 あ、準MOMはシュンピーてことで。

 

posted by フラッ太 |23:51 | 旅行記 | コメント(5) | トラックバック(0)