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2011年12月13日

11コンサを振り返る③。

 「今年の石崎コンサを漢字一文字で表すなら何?」
 オフィシャルに集うブロガーさんの間でもけっこう目にするネタである。

 当初、僕は「越」にしようと思っていた。

 というのも、今年の石崎コンサは不格好ながらもひとつひとつ勝ちを拾い続けてきた。
 後半戦は特に「乗り越える」という言葉をブログで半ば意図的に使ってきて、
 実際に苦難を乗り越えてJ1復帰を果たしたからである。

 姐さんが「絆」としたのを見て、「他人と同じじゃつまんねーよ!」っていうB型の血が騒ぎだして・・・というのではなく、三浦コンサの時とは明らかに性格が違う昇格の仕方をした石崎コンサを表すには「越」ではちょっとインパクトが足りんというか、ボヤけたイメージがするなと思いはじめたんである。

 しばし悩んだものの、ふっと思いついた一文字。

 今年の石崎コンサを漢字一文字で表すなら、それは「積」である。

 とにかく、目の前の試合に勝つことに必死になって1つ1つ勝利を積み上げた。外国人がほぼゼロの“準国産”の戦力でリーグを戦い抜けたのはギリギリ辛抱して積み上げた3年間の戦いの集大成。終盤戦の戦力となった奈良をはじめとしてユースから5人もトップ昇格を果たしたのは今までの育成の積み重ねの成果でもある。

 監督・選手・サポがひとつになって昇格を目指した。
 中盤から後半にかけてそれはそれぞれが単に集まった足し算、和の力ではなく、
 互いが共鳴し合って相乗効果を生んだ“積”の力になったのではなかろうか。

 2つの意味を込めて今年は「積」にした。来年は「躍」にしたいねぇ。


 

posted by フラッ太 |23:02 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)

2011年12月13日

11コンサを振り返る②。

 例年であれば新戦力の評価を・・・というところなんだけど、今年は明暗がハッキリ分かれたのであんまりやる意味がないかなあということでちょっと方針転換。ジオゴを何点にするかは悩むところだけど5点満点で3点かな。ハズレではないけど、もうちょっと助っ人らしい活躍が欲しかった。

 で、今年はおもいっきりベタにMVPの選定を。

 MVP:河合竜二

 これは文句ないでしょう。キャプテン河合抜きにして今年の昇格はあり得なかったと断言できる。
 純平・山下の完全移籍と共に強化部GJ!と言っていい活躍ぶり。

 準MVP:イ・ホスン、山下達也

 これも順当でしょう。“第4の男”だったホスンがここまで活躍するとは・・・。
 山下は今サッカーができる喜びを全身で感じているんじゃないかな?
 あとはホスンを引き抜かれないようにしっかりガードすることが大切。

 ルーキー・オブ・ザ・イヤー:奈良竜樹

 櫛引の活躍が霞むほどに奈良の働きは出色だった。古田・三上・荒野と続いてきたユースからの飛び級が実を結んだ好例。プレミアの最終戦ではファンタジーも見せたという話も聞くし(苦笑)、来年の奈良の背番号が何番になるのか楽しみ。#4は河合、#24は純貴なので#14あたりどうっすか?

 特別賞(カムバック賞):砂川誠

 ホント、砂さまさまさま。去年まではサブの切り札的な存在だったのに今年はレギュラーに定着。ある意味ゴン以上に「年齢なんて関係ない!」と驚かされ、かつ勇気づけられる活躍を見せた。岡山は・・・思うところがあるのでここではあえて外す。

 今年の新戦力は日本人選手はほぼ“当たり”で外国人選手はほぼ“ハズレ”というコンサにとってはある意味珍しい年かも。ただ、契約満了となった西村にしても天皇杯では活躍していたし、試合に出られなかった曵地にしても大田で頑張っていた。ホスンとはライバル関係にありながら同時に同じGK同士支え合ってきた。それを思うと今いる選手が1人でも欠けていたら昇格は叶わなかっただろう。それくらい一丸となって戦った年であることは間違いない。

posted by フラッ太 |00:01 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)