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2011年07月24日

第22節VS千葉・アフターインプレッション。

 今回はブロガーさんの意見をいろいろとつまみ食いすることにした。その方がラクだし(苦笑)。

 全体的な感想としてはオーロイの影に怯えすぎた、アタマの差が出たという2点かな。
 オーロイにボールを集めることはわかっているからオーロイが落としたボールをしっかり拾うってのが約束事としてあったのはまず間違いないと思うんだけど、そのために受けに回る場面が多くなってしまった。これは千葉が前節で湘南にいいところなく負けた上に「これ以上フクアリでやりたい放題なんてさせるもんか!」と相当の危機感を持って試合に臨んだことがあるんだけど、コンサ側の事情としてCBの2人&ホスンが踏ん張って失点を防いでいた、“背水の陣ディフェンス”で防げていたこともあると思う。

 それでも何とか踏ん張ってはいたんだけど、先取点は千葉がこっちの最後の砦をゴリ押し、力業でこじ開けたってことだと思う。仮に前半をスコアレスで凌げていたら・・・とは思いつつも、この1点で実質的な大勢は決してしまった。千葉がしつこく壁に何度もブチ当てているうちにヒビが入っていたってことかな。

 スタメン発表時にまず思ったのは「あれ、ボランチは宮澤と岩沼?純平じゃないの?」
 純平だとセカンドボールの拾い合いの時に肉弾戦で負けるからか?とかトンチンカンな妄想をしてしまったのはさておき、ベンチワークにこの方は相当おかんむりだったようで。まあ、後半途中から岡山投入で河合を1列前に上げたのはサンドバッグ状態の守備を立て直す、少しでも前で奪えるようにしたいという意図があったのは監督のコメントから想像はつくし、「だったら最初からやっとけ!」というのもごもっとも。

 ただ、ここんところがコンサと千葉の総合力の差なのかな、と。

 こう書くと「だから石崎はヘボだって言っただろ?」とか大喜びする御仁がいそうだが、
 試合開始から河合と山下のCBコンビを崩すリスクを冒せなかった現実があることが重要。

 芳賀がいれば・・・などと思ったところで千葉もファン・ゲッセルが出場停止だからお互い様。リーグ戦はサブを含めた選手層含めての戦いだし、そこをどれだけ用意できるかってのもクラブの力だから。ただ、前半を1-0にされてしまったんだからベンチとしては45分で点を獲るんだとスパッと切り替えて、選手交代をするならハーフタイムで動いてほしかったのは不満が残るところ。後半頭から一気に岡山と純貴を入れても良かったのでは?純貴の投入も千葉に軽くいなされちゃったような・・・。

 あと、ホスンについて触れておきたい。やたらめったら急いで前に蹴りすぎというのは主にホスンの状況判断が影響していると思うが、パントを受ける側がどれだけ“感じて”いたかにもよる。どんどん押し込んでくる千葉を逆手にとって、ロングパントで一気に挽回するトリプルカウンターも作戦のひとつとしてはアリ。ただ、千葉もそこんところはしっかり読んでいてリスクマネージメントを怠っていなかったんだろう。何度もピンチを防いでくれていたけどチェンジオブペースまではできていなかった、というのはぜいたくかな。このへんは経験や安心感がモノを言うのかも。

 千葉には村井がいたがコンサにはそうした選手がいなかった、また、そうした選手を出せる状況を作ることが出来なかった。試合に至るお膳立て、選手の質、ベンチワークなどあらゆる面で差を見せつけられた。スコア以上の差があるのは認めざるを得ないが、選手の戦いぶりがサポに何とかしようと思わせることが出来たこと、千葉との差がどうしようもないほど開いていたわけではない、やり方次第で埋めることができると思えたのは救い。思えただけかもしれんけど(滝汗)。

 芳賀が間に合いそうにないのでホームでお返しとは簡単に言えないんだけど、岡山のスタメン起用で修正ができるかな?ここから上は戦術レベルだけでは届かない。現実は厳しいよ。でも、下を向く必要は全くないし、ため息ついてるヒマなどない。なかったことにしてはいけないけど切り替えはしやすいと思うし、ある意味忘れていい試合。あと、最後にこれだけは言わせてほしい。

 今日はこれくらいにしといたらぁ。(←おもいっきり負け惜しみ(苦笑))

posted by フラッ太 |09:38 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)