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2011年07月11日

第20節VS愛媛・アフターインプレッション。

 今年一番の試合。・・・といっても、自力で3点獲った試合が今年初めてなんだから比較のしようがないんだが(汗)。良い点はいろいろある。ホームで逆転勝ちした、決めるべき人が決めたなど・・・。でも、一番良かったと思えたことは

 型がほの見えたことにある。

 前線からの連動した守備で相手に苦しまぎれのパスを出させて、楽に奪って攻める。
 前半はこれができていたと思う。だからこそ、つまんないミスからの失点がすごく印象が悪くなってしまう。キツネにつままれたような「えっ、何で?」っていう失点。外に弾けなかったホスンが悪いっちゃ悪いが、その前がいただけない。ボールの奪われ方も悪いし、バクチっぽい守備の応対もそうだし・・・。

 ほの見えた、とポジティブ全開で書かないのは単にヒネくれているからではなくて
 「何のために前線からプレッシャーかけてるの?」とツッコミたいくらいに
 真ん中にポッカリと穴が空くことがあったから。

 前半は1ボランチで始めたこともあってシステム上避けられない面はあったが、同点に追いついた後に監督が純平に河合との距離を縮めるように指示を出したのはその修正をした・・・と戦術厨の視点では思うのだが。岡山の登録が間に合ったとはいえ、河合と山下のコンビを崩してまでいきなりCBでの起用はバクチにも程があるだろうからスタメンでの起用はないだろうと踏んではいた。といっても、宮澤がケガでボランチがいない。河合を1列前に出して櫛引スタメンってのは現状で最大限打てる手だっただろう。ホームでは勝たにゃいかんしね。で、ほぼワンチャンスといっていい場面でやられて、火事場泥棒的なゴールでお返しして(苦笑)前半は1-1で終了。今年も両FWが古巣相手にエール交換で終わってしまうのかなあと思いつつ、戦術厨は考える。

 石崎監督はどうやってカードを切るのか?

 近藤が90分保てばいいけどそれはちょっと難しそう。あるとすればここからだろうけど、砂川はスタメンだし・・・とヤスの存在をすっかり忘れてたのは温泉からの帰りでアタマがボケてたからだ(汗)。岩沼があんまり良くないように見えたんだよね。純平や砂川が何とか穴を埋めてはいるものの1ボラ状態は修正して2ボランチにできれば・・・とぼんやり思ってはいたけど、宮澤IN砂川OUTのカードの切り方には驚いた。古田もウッチーとの連携でいいとこ見せてたし、あるとすればそれしかないのかなとは思ったけど。そして、ウッチーOUTで純貴IN。

 ヤスがちょっと持ちすぎな感じで10人中8人は「(シュートを)打てよ!」と思ったであろうことはあるにせよ、交代カードの切り方は的確。ヤスは吹っ切れていないのか迷いがあるのか・・・。純貴の2ゴールはいずれも宮澤からのもの。宮澤の変態ぶりは健在だったが(←念のため言っておくけど褒め言葉ですよ)、それよりも体を張ってボランチの仕事をしていたなと感じさせるプレーぶりがお見事。宮澤の投入で中盤が引き締まったと思うのは僕だけ?

 純貴の2ゴールは迷いのない純貴らしいゴールだし、宮澤の正しい変態ぶりもナイス。
 ただ、愛媛戦での石崎監督のカードの切り方はもっと評価されてもいいはず。

 戦術厨の僕としては、「1トップだから点が獲れない、2トップにしたから点が獲れた。だから石崎はダメだ」という声には素直には肯けないところがある。宮澤が前目の位置になって純貴の2ゴールが生まれたわけだけど、前半はウッチーと古田のコンビネーションで惜しい場面も作ってた。あれが決まっていればなあ。仕掛ける意識はすごく感じたんだけど・・・。
 愛媛戦は特にそうだったんだけど、石崎コンサの場合基本フォーメーションは動かさずに選手のポジションを変えることで「人が動いて」「崩して」点を獲ることがベースにある。選手のポジションを固定しない(できない?)ことでなかなか連携が固まらない副作用もあるといえばあるのだが、今年で3年目だしもうちょっと何とかならんものか。

 ちゃんと最前線でボールを収められる人がいればトップの人数はあまり関係ない。同時にそれはウッチーがスタメンで純貴がサブに甘んじている理由にもなる。後半40分になるところで純貴がキープし損ねて相手ボールになった場面がある。しかも、ちっともありがたくないイエローカードのおまけ付き。厳しいようだけど、ああいうプレーをやっているうちは純貴にスタメンの座は巡ってこない。純貴は途中交代であり体力的にもアタマのスタミナにも問題はないはずなのにやってはいけないプレー、防げるミスをしてしまうから監督からもイマイチ信頼を得られないのだと思う。

 それでも、いい意味で久々に「石崎コンサはこうやって勝つんだ!」という型を見せたし、それを結果に結びつけることが出来た。スルーパスからのゴールなんていつ以来だ?まだまだ修正点は多いけど、ノノさんが「勝つべくして勝った試合」と評したのは当たっているだろう。芳賀が戻って、宮澤トップ下となれば真ん中に太い幹ができそうだと感じた。

 あと純貴、「ソースね」は宮澤だけでたくさんだぞ(笑)。

posted by フラッ太 |20:42 | アフターインプレッション | コメント(9) | トラックバック(0)

2011年07月11日

宮澤エロい!純貴エラい!

 いえね、弾丸ツアーで休みもらうために木曜から地獄の夜勤4連チャン。
 金曜がクソ忙しくて体はボロボロ、ココロはズタズタ。土曜日は疲労が最高潮。
 まあひどいやられっぷりで体調は最悪のズンドコ状態。

 土曜日はちょうどハーフタイムくらいに起きたんだけど、ついうっかりテレビをつけたらノノさんの
 「少ないですねぇ・・・。」っていう声が聞こえたもんだから、

 「ああ、今日もゴール前にボールを運ぶことすら出来ずにスコアレスドローかなあ・・・」
 なんて思っちゃったんだよ。

 サポの端くれとはいっても、やっぱ自分の生活が第一だからもしも負け試合を見ようもんなら
 もう絶対仕事でやらかすことは火を見るよりも明らか。
 サポーターといえば腰に巻くものというくらいに余裕なかったんだわ(汗)。
 乾杯!コンサドーレのサムネイルはゴールシーンだったけど、
 「いや待てあわてるな、これはSTVの罠だ。
 勝った試合ならゴールを挙げた選手がサムネイルになるはずだ。ぬか喜びは禁物だ。」
 久しぶりに道新スポーツの1面を飾ったかと思えば石崎解任なんてひどすぎる!と
 ネガティブ思考てんこ盛り状態(滝汗)。
 情報も遮断してオフィシャルも見ずにひたすら仕事をこなしきることに集中。

 おかげさまで(?)何とか夜勤4連チャンを乗り切って、今日は振り替えでお休み。
 リフレッシュするために温泉でひとっ風呂浴びてサッパリして、
 いろんな意味で覚悟の上で録画した試合を今見終わった。

 で、試合を観た感想はタイトルの通り、宮澤エロい!純貴エラい!
 土曜日に厚別に足を運んだサポーターはさぞかし幸せな気分だったことだろう。

 「コンサドーレが勝ったらジョッキでクラシックをグイッと空けるんだ・・・」
 今までだったら「何、その負けフラグ?」だったのが今度は違った。

 ええ、飲んでますとも。美味いに決まってるじゃないですかっ!
 だから今度も美味しいクラシック飲ませろっ!!!!!!

posted by フラッ太 |20:06 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)