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2011年07月01日

分水嶺。

 さて、明日はアウェイで栃木戦。
 この試合、どちらにとっても落とせない試合といっていい。

 水曜日にアウェイ鳥栖戦をロスタイムの劇的ゴールで勝ち越した栃木。昇格するチームはえてしてこういう試合で勢いに乗り自信をつけるもの。石崎コンサとは対照的に“積み上げた感”のある3年目の松田体制はいよいよ勝負の年と言えそうで、今最も勝つのが難しいチームかもしれない。守備は堅いし、ロボなど脅威となるFWもいる。

 いずれは落ちると言われた三浦コンサも気がつけば逃げ切り昇格を果たしたように、ここで栃木に勝たせてしまうと勝ち点が10から13に開いてちょっと追いつけそうにない。今年のJ2が稀にみる大混戦とはいえ、コンサはもう5敗しているのでこれ以上負けると昇格は難しくなりそう(去年3位に入った福岡でも9敗)。

 本気で昇格するつもりなら7月までは全勝するくらいじゃなきゃ・・・と思っていたのが、ホームの富山戦でスコアレスドローと見事にズッコケた。ホームでの富山戦とアウェイでの栃木戦でどちらが勝ち点3を獲りやすいかといえば、10人中9人は富山戦と答えるだろう。帳尻合わせと言っちゃ何だが、明日はアウェイといえど勝ち点3を獲らないことには中位固定で今年が終わってしまいそう。そんな気がしている。

 岡山の加入が正式に発表されたが、もし出番があるとすれば河合を1列前に上げて守備を堅くして臨むことになるだろうか。ここまで石崎コンサは9失点に抑えているとはいっても、河合&山下のCBコンビとホスンが体を張って踏ん張っていることで何とか凌いでいるのが実情だと思っているので、この補強はありがたい。河合も既にイエロー2枚と負担がかかっているし、櫛引も代表でドナドナされると必ずしもサブとして計算できないという嬉しいような悲しいような話があるし。FW補強はウインドーが開くのを待って・・・と個人的には思っているのだが。

 ともあれ、栃木は勢いを本物にするために勝ち点3がほしい試合だが、
 コンサは昇格戦線に生き残れるかの分水嶺。
 アウェイでの試合だが向こうも中2日。条件はそれほど変わらないはず。
 是が非でも勝ち点3をもぎ取ってくれ!

posted by フラッ太 |13:29 | スチャラカプレビュー | コメント(4) | トラックバック(0)