2011年06月06日
第15節VS大分・アフターインプレッション。
○アンドレジーニョの豹変 ○近藤のシュート ○ホスンの好セーブ 良かった点はこの3つかな。 ブルーノのポジションに誰を入れるかの予想が当たったのはうれしいが、その根拠としては草津戦(だと思ったが)アンドレジーニョが大して守備をやらないだろうと踏んでそのフォローができるのが宮澤くらいしか思いつかなかった、というのがある。アウェイだしまずはしっかり守備をするというのもあっただろうし。それが良い方に外れた。アンドレジーニョがちゃんとボールを追いかけていた。近藤のゴールもアンドレジーニョが頑張って生まれたから。 近藤はしばらくスタメンは安泰かな。2試合連続ゴールという結果も出している。ガタイの強い直線的なドリブラーはJでは希少種だし、あのゴリゴリいくドリブルはJ2ではなかなか止められないだろう。積極的にシュートに行く姿勢も対戦相手には脅威。近藤自身もこぼれ球を押し込んでくれていたら・・・とコメントしているようにストロングポイントとしてどんどん生かしてほしい。 もっとも、そのストロングポイントを消そうとすると近藤にボールが渡った後では止めるのはなかなか難しいのでボールを渡さなきゃいい、ボールの供給元を抑えようとする。岩沼が精彩を欠いているように見えるのは近藤の好調さの裏返しかもしれない。岩沼のレベルアップが近藤の守備の負担も減らして電池の消耗も抑えられるように思うのだが・・・。 ホスンの1点ものの好セーブも光った。1-0で前半を終わるのと1-1で終わるのとでは後半の戦い方が大きく違ってくる。同点だとチアゴ大作戦を決行しなきゃならなくなっていたかもしれないしね。高原が手術でさらにホスンにかかる期待は大きくなる。GKばっかり目立つのはそれはそれでどうなんだって話にもなるんだけど(汗)。 大分戦は両サイドが抉られまくりだったのが不安材料。今のところは河合・山下のCB陣+GKが最後の砦となってここまで失点は防げているが、河合が既にイエロー2枚、純平が3枚、ホスンが2枚。櫛引もケガで復帰は微妙、チアゴは未だ本職に戻れずとまだリーグの4分の1で勤続疲労がけっこう深刻。芳賀も途中交代だし、攻撃陣が相当奮起しないとこの先キツい。 河合が古田の守備におかんむりだったみたいだし、近藤が活躍しているだけに心配だなあ。今のところ三上が1トップだけど、ウッチーが戻ってきたら三上を回して古田と競わせるのも1つの方法だと思うが。純貴も大田で結果出してアピールしてるしね。 内容が良くないながらもアウェイでキッチリとウノゼロ勝ちできたのは良いこと。アウェイで勝ち点1に終わるか3を取れるかが昇格の条件にもなるわけで。ただし、簡単には信用しないぞ。マイナスを取り返しただけなんだから。 「さあ、ここから!」という時に去年はイヤと言うほど裏切られてきた。 腰砕けになるのはもうたくさん。“持病”を克服して今度こそ上位に食い込んでもらいたい。
posted by フラッ太 |14:38 | アフターインプレッション | コメント(3) | トラックバック(0)