スポンサーリンク

2011年04月24日

第8節VS湘南・アフターインプレッション。

 ダイジェストを見ての第一声は

 石崎コンサはいろんな意味で変わっていない。

 変わり映えしないとも言えるし、ブレがないとも言える。
 ついてこないのは勝ち点3ってのも相変わらずというのも困ったもんなんだが・・・。

 初っ端の近藤のゴリゴリいくドリブルなど、攻撃陣はある程度はやれていたんじゃないかと思う。三上もポスト役は一応こなせていたようだし、積み重ねは感じた。アンドレジーニョはまだフィットしていないのかな?湘南のセットプレイ後のシュートは打つんだったらすぐに打ってほしかった。

 ただ、気になるのはシュート数の少なさとも絡んでくるんだけど、
 全体的に次のプレイが何となく読める、相手に対する脅威が足りない感じがする、ということ。攻撃が素直すぎる、キレイすぎると言い換えてもいいかもしれない。

 なので、ワザで崩しに行っても人数がある程度揃っていれば何となく守れちゃう。近藤が途中交代して肉弾戦(or高さ勝負)で勝てる選手が前線にいなくなったせいで余計に「カラダ張ってれば大丈夫!」みたいな状況になってしまったというか、ゴリ押しして湘南DF陣の動揺を誘えなかったというか・・・。

 失点シーンは宮澤がボールロストしてからなので宮澤が“戦犯”になってしまうのは仕方ないっちゃ仕方ない。あの位置でボールを奪われてはいけない、してはいけないミスなんだけど、あれは湘南側がワナを仕掛けていたというか宮澤のところにパスを出させるように仕向けていた。狙いすましたように奪ったしね。
 坂本のヘディングもドフリーで打たせていたんじゃGKがかわいそう。CBの右は山下かな?コンサは練習試合ではマイナスのクロスからのシュートを決めていたが、湘南にやりたいことをやられてしまった感じ。坂本は特に動き回っていたわけでもなく、“待っている状態”だったからせめて人について楽に打たせないでほしかった。
 山下を弁護するとすれば、右SBが本職ではない純平だったことで1つずつズレてカバーリングするのが遅れた、チームとしてコマが足りない部分の穴を衝かれたというのはあるのかもしれない。そういう意味では湘南戦の純平は攻守共に貧乏クジを引かされたかも。

 あんまりな出来だった愛媛戦しか比較対象がないけど、あの時のような「どうしようもなさ」はなかった。湘南とそこそこ互角に戦えたし、個々のピースはそんなに劣っているとは思わない。ところが、いざピースを組み合わせてみると結果に結びつかない。陳腐な言い方だが、ここんところが野球とは違うサッカーの難しさなのかなと思わされる。1つ勝てればと思ってもその1つが遠い。内容と結果を共に追いかけている石崎コンサだが、そろそろ結果を出さないと・・・。

 

posted by フラッ太 |19:23 | アフターインプレッション | コメント(3) | トラックバック(0)