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2011年02月21日

キャプテン考。

○2011年コンサドーレ札幌キャプテン・副キャプテン決定のお知らせ

 ほとんどのサポは「やっぱりね」と思ったことだろう。今年のキャプテンは河合である。
 今年の選手だと純平か河合のどちらかかなあと思ってたんだけど、
 経験値の高さからいえばほぼ唯一の選択肢と言ってもいいのかもしれない。

 石崎コンサは今年で3年目。09年のキャプテンはカズゥ、10年は石川だった。
 他の方も指摘しているのだが、特にカズゥにはキャプテンにすることで成長を促す、立場を与えることで責任感を持たせる面があったと思う。石川は人となりも知っていたことだろうし、任せるという意味では自然な選択だったと思う。

 それでも彼らに足りなかったのは“怖さ”

 石川はけっこう口も出していたことと思うが、それでも物足りなさを感じたサポはきっといるのではないだろうか。劣勢な状況でピッチ全体を鼓舞するとかキャプテンの仕事っていろいろあると思うんだけど、怖さの裏にある頼りがいというか、「任せられる」という安心感というか、そうしたものを持ち合わせている選手が残念ながらコンサにはなかなかいない、いたとしても長く在籍できないというのが現状だと思う。

 石崎コンサには勝てないから弱いというよりも、雪道でスタックして抜け出せない車のような
 「勝てるはずなのに・・・」というもどかしさ、イライラを強く感じてしまう。

 河合には単に年数だけではない経験、とりわけ勝負に対するこだわりや勝つことへの執念、貪欲さを表に出せる選手。そして、それは若梟に最も欠けているんじゃないかとサポが感じていることでもある。河合のキャプテン就任はどっしり腰を下ろして戦えるという気にさえさせてくれる。今年は本気度が違うぞ、と。

 テンションがイマイチ上がらなかったオレだが、やっとこれで開幕モードに向かえそうである。

posted by フラッ太 |13:02 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)