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2010年07月31日

技が先に立っちゃってる。

 ジャイキリエクストラ読破中。
 いろいろと「なるほどなあ・・・」とうなずかされることばかり。

 まだ3分の1も読み終わってないけど、Jリーグができてから若い選手に対しては
 「技術はいいものを持っている。しかし・・・」という共通項が浮かび上がってきた。

 読んだ中でとりわけうなずかされたのは木村和司氏の言葉。

 「技術はもちろん重要。だけど、うまくなってやろう、優勝してやろうという
 気持ちも同じくらい大事なんです。それが『心』。
 さらに技術を生かすために、筋力やバネといった『体』が必要になる」

 「・・・体技心や技心体という順番でもない。自分は監督として、
 このすべてがそろった選手といっしょに仕事をしたいと考えています」

 宮澤や古田といったウチの若梟。技に光るモノがあるのは確か。
 その技と技が噛み合わない、融合しない、相乗効果を生まないというのも問題だけど、
 技を生かすためにさらに技に走っているようなそんな気がしている。

 例えば、右足のトラップは上手いけど左足が全然ダメとする。そうした時に左足を良くしようとばかり考えて、右足を生かすためにはどうしたらいいかと考えることをしない。右足を生かせる位置に動くとかいった考え方になっていない。そう思うのだ。

 道具をたくさん持ったところで使いこなせなければ意味がない。
 使いこなすということが、小手先の技術を磨くことと勘違いしているんじゃないかと。
 心技体の心は勝つことへの執着心やハングリー精神、上昇志向であると同時に
 相手がこう来たらこう対応する、味方を生かすためにはどうすればいいのかといった思考能力も含まれるはず。

 石崎監督のコメントからして問題点はハッキリしているだろう。
 ただ、それをどうやって解決するのか・・・。

posted by フラッ太 |16:16 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)