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2010年07月20日

第18節VS千葉・アフターインプレッション。

 コンサが勝ったから上から目線で言えることなんだけど、ジェフサポは0-3負けという結果には到底納得できないだろうし、受け入れるには時がかかることと思う。中断明けのホームでの試合に加えて、実質的にロシアに旅立つ巻の壮行試合というシチュエーションなら尚更のこと。まあ、コンサも厚別でシュート数23対2と圧倒しながら0-1負けっていう「何その協力プレイ?」な試合をやってるんであんまり偉そうなこたあ言えんのだが(汗)。ジェフサポにとってはそれくらいに悔しくまた腹の立つ試合であったことは想像に難くない。

 千葉戦はいろいろな意味で示唆に富んだ試合だった。というのは、
 千葉の戦いぶりが今までの石崎コンサの戦い方とカブって見えて仕方がなかったからである。

 何というか、攻め手が非常にわかりやすい上に肝心なところでプレーに粗さがある。
 確かに危ないシーンはあったけど、気のせいかダイジェストでも「たぶん外すんじゃない?」と思えた。傍目八目とはよく言ったもので、コンサじゃなくて相手チームがああいうプレーをするのを見るとコンサの問題点が浮かび上がって来るというか、まだ中断明けで見入るところまで気持ちが入っていないせいか、妙に引いた視点で観ることができた。

 Fで平川さんが芳賀がネットに入るボールを邪魔する動きを評価していたが、「ジェフに勝とう!」を合言葉にトレーニングを積んできたことからしても相当千葉を研究していたことがうかがえる。ただ、平川さんも言っていたが楔のボールを入れさせないというのが理想であって、まだまだ改善の余地はある。といっても、これは単にCHだけの問題ではなくて前の選手のプレッシャーのかけ方も関係してくることではあるけど。
 いずれにしても、芳賀が今のコンサに欠かすことのできない選手であることを証明する結果にもなった。宮澤がイマイチ見劣りしてしまうのは体を張るプレーが見られないからなのだろうか?相手にとってイヤらしいなあと思わせるポジショニングは巧いと思うんだが。宮澤には巧いだけでなく強いイメージをつけてほしいというのはオレだけか?
 
 内容としてはまだまだであることは確かだが、勝つべき試合、勝たなければならない試合で勝てたことはやはり大きな意味がある。2ゴールを挙げた古田はこれからもっと伸びてくれるはず。1点目の右足でのゴールは相手DFに当たったものの、ゴールへの高い意識によって生まれた。2点目のゴールは強いシュートではなく巧いシュートだったのが個人的には非常にポイントが高い。
 また、高木純平の補強はGJ。片山を見送ったのはこの時点では正解といっていいと思う。経験値の高さからくる巧さというのかな。プレーの水準が平均して高いというか、安心してみられる選手であることは間違いない。まあ、清水で長いことやってるんだから当たり前っちゃ当たり前なんだが。コンサの生え抜きに安心感を持てるようになるまでにはあとどれくらいかかるんだろうなあ・・・。

 MOMは古田で決まりだろうが(キラ星でも挙げられていた)、やはり千葉戦は参戦されたサポーター抜きにして語ることはできまい。今度こそ勢いに乗ってホームで快勝といきたいところ。でも、ことごとくこういうシチュエーションでやらかしてきたのもまたコンサの悪い伝統であるからして、完全に信用しきれないのが悲しいんだよねぇ・・・。

posted by フラッ太 |09:00 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)