スポンサーリンク

2009年11月08日

執念。

 富山戦の話やニトリ様はまた後で。今の精神状態だとえんえんとネガりそうだし・・・。

 今日は地上波で川崎VS千葉の試合があった。
 実況ではどちらにとっても負けられない試合というのを強調していた。
 千葉にとっては勝たない限りJ2降格が決まってしまうし、
 川崎にとっては優勝を狙うためにもホームで下位の千葉相手に取りこぼすわけには行かない。

 後半の8分くらいから見た。その時は千葉が1-0でリード。
 しかし、ここからが見応えがあった。中村がPAでドリブルしたのを止めきれずにPKで同点。その後レナチーニョのゴールで突き放し、このまま終わるかと思ったが千葉が終了間際に追いついた。千葉の選手は誰1人諦めていない。しかし、その後にまた川崎が終了直前にまたしてもレナチーニョのゴールで突き放し、3-2で川崎が激闘を制した。

 そこにはお互いの勝利に対する執念があった。

 結果だけ考えれば千葉にとっては引き分けも負けも同じ事。しかし、1-2のままで終わるのとそうでないのとでは格段に意味が違ってくる。それだけ重い1点だった。ジェフサポーターにとってはきっと忘れることが出来ない試合になるだろう。それは降格が決まったからというのではなくて、あの1点を見ることができたからという意味で。

 川崎の側としても引き分けでは終われないという気持ちがあった。
 それは選手や監督だけじゃなくて大勢詰めかけたサポーターも同じで、互いを信じていた。
 だから、残り少ない時間で同点にされても気持ちが切れずに突き放すことができたんだと思う。
 ナビスコ杯のこともあってかなり川崎びいきだけど、勝利への執念が上回った川崎が最後に笑うことができたと感じている。

 気持ちって言葉にしなくても案外伝わるもんじゃなかろうか。

 リーグが終盤に入って勝利への執念が増幅されるというのはあると思う。
 それでも、J1を戦うチームってのはそこが違うんだろうなと思わされる試合であった。

 千葉はこれでJ2降格が決まった。
 しかし、全く諦めなかった選手や等々力に集まったジェフサポを見るにつけ、
 このチームに勝つのは容易なこっちゃないな、と思わされた。

posted by フラッ太 |18:28 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)