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2009年10月14日

残り7試合でなぜ?

 戦術厨ネタを書こうと思ったけど、ちょっと気になったニュースを。

○監督交代、松田岳夫新監督就任のお知らせ(10/14)

 経営権の譲渡など何かと周囲が騒がしいヴェルディ。
 残り7試合に至ったこの段階での高木監督の解任が発表された。僕としては「なぜ?」の後に「今さら」がつく印象がある。心機一転を図るという意味ではなるべく早いほうが良いという考え方はあるだろう。後任の松田さんはユースの監督でもあり移行にはそれほど支障はない、むしろ今いるユース中心にやり直す方が得策と考えたのかも。まあ、天皇杯での敗戦が決め手になったと推測するのだが・・・。

 ヴェルディには歴史と伝統がある。
 だから人脈やツテは他のクラブに比べて有利な点は多いのだろう。
 ただ、それにこだわりすぎると閉鎖的な空気を生んでしまう危険性もある。
 というか、ぶっちゃけそのせいでこのようなことになってしまったんじゃないかと思っている。

 大きなお世話だろうが、一度“出直し”も考えた方が・・・と思う。
 味スタだってハコとしては大きすぎる。悔しいけど、コンサだって毎試合札幌ドームはおろか厚別だって満員にはできないのが現状だ。情報を全然仕入れていないんだけど、緑サポの間ではランドといわれる練習施設もコンサと同規模かヘタするとそれ以下になるこれからのヴェルディには維持費が相当な負担になるはずで、かなり難しい舵取りを迫られるのではないだろうか。

 Jリーグ側も最近は経営基盤を重視する傾向にあるようだし、サカダイには町田ゼルビアもスタジアムの改修が間に合わないなどで来期のJ昇格を断念したという記事もあった。コンサがボロボロになった時はJ2のドンケツからやり直しができたが、今はJリーグ側がそこまで大目に見てくれない。だからこそ経営譲渡だって条件を付けたんだろうし・・・。

 コンサの崩壊の時よりもヴェルディの状況は厳しい。
 もっとも、クラブの経営に関してはコンサも決して偉そうな口を叩けた話じゃないので、
 反面教師として捉えるべき話ではあるのだが・・・。

posted by フラッ太 |10:25 | Another J | コメント(4) | トラックバック(0)