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2009年07月09日

クライトンと征也と4-2-3-1①。

 えー、アクセス数が大台に乗りました。改めて感謝!
 で、調子に乗って久しぶりに戦術厨全開なネタで行こうかと。

 すいとこびっちさんが触れていたけど、
 クライトンがいることで攻撃が各駅停車になっているように思う。
 それに加えて「渋滞」まで引き起こしているような気さえする。

 その渋滞を引き起こしているのが右サイド。
 癖なのかはわからないけど、パスの時はあまり目立たないがクライトンはドリブルの時は右に流れる傾向があるように思う。相手チームとしてみればクライトンはやはり怖いので、DFラインの前の選手(≒ボランチ)が抑えにかかる。すると、クライトンがマーカーを引き連れていくことになり敵味方とも選手が増えることになる。

 そこまではいいのだが、征也が縦に斬り込んでゴール前に出すというプレーが多いために、DFに弾かれてCKとなってしまうことが多いのではないかと思っている。ましてや、センタリングの行き先は1トップのキリノをケアしておけばほぼOKという感じで、相手DFも対応がしやすくなっているからなおさらだ。岡本が内に(≒横に)斬り込んでいくプレーが多く、ここまで4ゴールを挙げているのもこれと無関係ではない・・・はず。

 クライトンがボールを持てる選手であることは疑いがない。
 それ故にクライトンに預ければ安心して動けるという面はあると思うが、その動き出しのバリエーションが少ないと最後の所で防がれてしまう。これに関してはぶっちゃけ「征也、もっと勝負しろ!」っていう実にワガママな結論にしかならないんだけど(汗)。当人だってそれは意識しているだろうし・・・。
 また、キリノは「抜ける」タイプの選手というのはだいぶわかってきているので、あらかじめDFラインを低くしてGKとのスペースを消されてしまうとキリノが活きてこないというのはあるのかな、と。クライトンがキリノを囮にして抜けてシュート、っていうのがイマイチ想像できなくって。クライトンはゲームメーカーというかパサーというイメージが抜けないからかなあ・・・。

 以前に、3の真ん中とボランチ2人で作るトライアングルがどこまで機能するか、
 また、クライトン・ダニルソンともう1人が誰になるかがカギ、と書いた。(→妄想全開!09コンサ①。)
 石崎監督はこの記事からするとどうも宮澤を高く評価しているようだ。SBが薄いというチーム事情もあるが、大伍をSBに回して宮澤をボランチで使う時は上里を左SBにという起用が多い。もっとも、これはNHKの特集でも言っていたことだが、攻撃の起点を増やす狙いがあるように思う。上里には左足で正確な長いボールを出せる能力もあるし、このあたりはまずは守備だという三浦流と守備を重視しつつ攻撃にも期待するという石崎流の違いが現れているようにも思う。

 ダニルソンは守備はかなりやれるようになってきていると思うので、宮澤とクライトンがうまくポジションチェンジをできるようになれば4-1-2-3っぽい感じでできないかなあと思うのだが・・・。クライトンが「君臨」したままで前の枚数が足りず手詰まりになっているのがコンサの現状とみる。

 すごく長くなったので、それを打開するためには・・・というのは次回に。

posted by フラッ太 |00:24 | 戦術厨の戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)