スポンサーリンク

2009年02月15日

西谷の引退に思う。

○西谷 正也 選手 現役引退 のお知らせ
 西谷のイメージを一言で表すなら「オレ様プレーヤー」。
 FWとの息が合わない時でも「ったく、お前がオレに合わせろよな」っていう感じで、それが許されるだけの高いスキルを持った選手。クセのある選手といった方がいいかもしれない。僕はそういうイメージを持っていた。チームのためにっていうことはあんまりしているように見えないかわりに、1回のプレーで相手を黙らせて味方を納得させてしまう。去年のFC東京戦でのプレーは流石というしかないプレーだった。もっと早くから起用していれば結果は違ったんじゃないか。三浦さんの好みではなかったのかもしれないけど、こんなふうに思った人はけっこう多いんじゃないかって気がしている。ったく、みうみうったらホントにガンコなんだからっ。

 去年の三浦コンサの影響かもしれないけど、何かしらオレ様タイプの選手は今はやりにくくなっている気がしている。FWは点を獲っていればいいだけではダメでチェイシングもするのが当たり前、といった感じで。今はほとんど死語になっちゃったけど、ファンタジスタが存在できなくなってて、1人だけ突出した能力を持った選手に頼るというやり方はもう過去の物になってきているんじゃないかなあ。
 例えば、マンUがC・ロナウドがいなくなってもそれでいきなり弱体化するなんて事は多分ない。1人抜けたらガタガタになるといったチーム作りをしなくなってきたような気がする。あくまでもフィールドプレイヤーの1人として、組織的に攻撃も守備もするっていうことを要求しているんだと思う。もっともマンUとかバルサとかは全員がとんでもないレベルだから1人が抜けても戦力的には大して変わらないっていうのはあるけど・・・(苦笑)。

 「個」と「組織」ってのは、タマゴとニワトリとどっちが先か?みたいな感じで結論は出そうにないんだけど、西谷は間違いなく「個」を持った選手だった。西澤や池内がコンサを去り、世代交代というところは確かにある。征也や大伍、カズゥといった「個」がどのように成長するか、そしてその「個」と「個」の化学反応がコンサにどのような変化をもたらすのか。今はまだ「オマエらまだまだだな」なんて言われてしまいそうだけど、近い将来「ちょっとは巧くなったじゃないか」なんて言わせて欲しいなあ。でも西谷だったら「でも、オレにはまだまだかなうまい」なんて言いそうだけど(笑)。

posted by フラッ太 |18:00 | 戦術厨の戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

2009年02月15日

文字通りの練習試合。

 昨日はバレンタインデー。見切り品のチョコを2つ自分に買いましたが何か?
 ビンボー人に高級チョコなどいらんのだ!

 ・・・と強がりを言ったところで昨日の清水戦の練習試合。
 この時期だから勝敗はあんまり気にしていない。っていうか、勝ったら勝ったで「勝ちグセをつけることはいいことだ」となるし、負けたら負けたで「今の内に問題点を洗い出しておこう」となって、結局は良かった良かったってな具合に結論づけてしまうんだし(笑)。

 でも、ここまでは石崎監督は選手たちにどんどん試させる場を与えているんだと思う。
 当たり前っちゃ当たり前だし、選手の側もわかっているとは思うけど。
 去年はこのあたりからぶっ倒れていたので(汗)どういう空気だったかはわからないんだけど、たぶんピリピリした空気が流れていたんじゃないかなあ。三浦コンサは2年目に入ってチーム内に共通認識はできていただろうし、そこからいかにJ1仕様にレベルを上げていくかに力点が置かれていたからこう思ったんだけど。

 どんどん試せ。どんどん失敗しろ。今のうちはそれでいい。
 
 メンバーを頻繁に入れ替えていることは監督自身の選手の見極めもあるけどそんなメッセージがこめられているんじゃないかなあ。連係を良くしていくならメンバーを固定した方が効率がいいんだし、それに今年は地獄のJ2だからベストメンバーが揃わない事態も十分にあり得る。デタラメでメンバー選びはしていないし、緊急事態が生じた中でどうすればいいのかをシミュレーションしているのかも。

 本気モードになるのはいつごろなのかな・・・。

posted by フラッ太 |13:56 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)