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2009年02月10日

いい雰囲気の理由は?

 グアムでの1次キャンプも終わり、コンサ一行は一旦帰国。

 で、この写真。
 今年のコンサはとてもふいんき、じゃない雰囲気が良いらしい。
 去年とは大違いということらしいが、どうしてこうも違うのだろうか?

 端的に言うなら、不安があるかないかの違いだと思う。

 去年はやっとJ1に上がったとはいえ、ほとんどの選手にとっては未知の世界。「J1で通用するだろうか?」という不安は誰しもが持っていたと思う。そして選手起用の面でもある程度メンツが固まっていたから、ボーダーライン上、あるいは冷や飯食いの選手は尚更その思いは強かったのではないだろうか。
 三浦さんも勝ち点38とか1勝1敗1分けとか目標を明確にして戦ってきたけど、結果が出ない。三浦さんもなかなか(依怙地になって?)戦術を変えない。外野もいろいろやかましくなってくる。これに関しては僕もデビ純をヤリ玉に挙げたことがあるので偉そうなことは言えないけど。

 で、いいだけやっつけられて今年はJ2。
 精神的に「落ちたくない!」よりも「上がりたい!」という方がモチベーションが上がるということもあるだろうけど、いろんな意味で「リセット」されたことが大きいと思う。今にして思えば三浦戦術は何かと制限が多いというか堅苦しいところがあったけど、石崎監督はその点ではわりとシンプルというイメージがある。スタメン争いも再び全員が横一線の状態から始まる。51試合もあるし、ポジションを固定して戦うということは現実的にはかなり難しい。そういう意味では全員にチャンスがあるし、全員で戦うんだという空気がある。

 三浦さんはどちらかというと「選手は選手、監督は監督」という線引きをキッチリつける感じだったけど、石崎監督はそうではなくて選手たちと積極的にコミュニケーションをとることを旨としている。サポーターにもどんどん練習を見に来てほしいとか、苦しい時こそサポーターに支えてほしいと言っているように、クラブやチームとしての一体感をとても大事にする監督なのだと思う。なにせスタッフを引き連れて戦利品をゲットしてくるなどという芸当はそうはできないし(笑)。

 開幕5戦で半分勝てればいい、という発言はすごくネガティブにとらえれば昇格できなかった時のことを考えての予防線か?なんてことにもなるけど、半分は本音で半分は三味線を弾いているということなんだろうなあ。開幕戦は昇格争いの有力なライバルである仙台が相手だし、厳しい相手ばかりだけど照準は絞ってくるだろう。

 クライトンも無事合流した。熊本での2次キャンプで石崎コンサがどう進化するか。
 去年の反動かいろいろと期待感ばかりが先に立つなあ(笑)。
 

posted by フラッ太 |11:52 | コンサについて | コメント(3) | トラックバック(0)