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2008年09月24日

弱さを知る強さ。

 千葉が名古屋に勝って磐田がセクシーさんに惨敗。
 で、千葉が16位に、磐田が17位と順位が入れ替わった。
 ドームでの磐田戦を見て「今年の磐田は苦労するだろうな」とは思っていたものの、まさかこの位置まで来るとは思わなかった。もちろん、リーグはまだまだ先があるし瞬間的なことではある。ただ、ドゥンガの加入以降一時代を築いた磐田が・・・という印象は多かれ少なかれ誰しも抱くことだろう。

 J1を戦うチームは1勝の重みを知っている。勝つことへの執念がある。
 そこには「J2には落ちたくない!」という恐怖心があると思う。
 悪趣味とは思いつつ、磐田さんの掲示板をちょっと覗いてきた。
 昨日の試合内容が相当ひどかったのか、批判的な内容がかなり目立っていた。

 コンサと磐田に違いがあるとするなら基準の違い。
 磐田はJ1を制した経験がある。憧れすら抱くその体験を知るものにとっては、今の状態は屈辱であるだろう。一方、コンサはやっとJ1に戻ってきたチーム。過去にJ1を戦った経験はあるが、それはあくまでも生き残るためであり、残留するというのが前提にある。J1の厳しさを肌で感じている者はほとんどいなくて、ある意味右も左もわからずに目の前の試合を戦うだけで精一杯。
 下馬評も降格候補のド本命。資金も少ない。選手層も薄い。周りに言われなくたって苦しい戦いになるのは覚悟の上だった。J1では一番下で、ただ上を見て前だけを見て戦う。コンサのサポーターだって、ただ頑張れの一辺倒ではないと思う。清水戦のようなひどい試合をすれば「何やってんだ!」と怒りもする。

 強き頃の幻影をなかなか振り払えない磐田とJ1の厳しさについていくのがやっとのコンサ。他サポにとってはどっちもどっちかもしれない。勝ち点を見ればコンサはダントツのビリ。直接対決に勝っても降格圏を抜け出すことは非常に厳しい。
 J2でたった5勝しかできなかったコンサ。今年もたったの4勝。
 でも、上を目指すことのみに集中できるコンサの方が強いと思えるのはやっぱりひいき目かな(苦笑)。

posted by フラッ太 |09:06 | コンサについて | コメント(0) | トラックバック(0)