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2008年05月23日

それ、ネタですよね?

 オリックスでコリンズ監督が辞任した。
 大石大二郎監督代行で新体制となるらしいが、びっくりしたのは清原に来期の監督要請をしているというニュースが流れたことだ。しかも選手と兼任も容認するという。
 
 ソースがソースだけに、恐らくは飛ばしであろうとはおもう。
 が、もしこれが事実なら、オリックスは相当野球をナメている気がする。
 わりと客観的なプレーが出来るキャッチャー出身の古田敦也でさえ、兼任監督は失敗しているというのに。
 それに、今から来年の監督人事が浮上すること自体おかしな話。これじゃ、大石氏は体のいい尻ぬぐい。チームを立て直したところでおいしいところは持って行かれてしまうし、勝てなければ「それみたことか!」とバッシング・・・。

 思うに、オリックスはチームの体制がてんでバラバラ。
 選手補強にしても、カブレラやラロッカを引っぱってきたのは果たして監督の意向だったのかどうか・・・。
 グリーンスタジアムって両翼はけっこう広かったはず。今や狭い方になった東京ドームを本拠地とするチームなら「空中戦」志向にするのはわからないでもないのだが。
 クリーンナップの破壊力も必要だけど、選手の取り方が一貫性がないのでは。
 監督、GMを中心としたスカウト陣、選手がまとまっていない。
 もちろん、毎年優勝を狙って長いシーズンを戦うのだが、それならチーム状態をしっかり把握するのがまず第一のはず。

 あと、宮内オーナーの姿勢にも疑問がある。
 カネだけ出す、というのもひとつのオーナーの考え方(現場に不必要に介入しないという意味で)だとは思うけど、本気でチームを勝たせようとしているのかなあ?
 今はいい選手を獲ろうと思ったら札束攻勢をかけなければならないのが実情。
 選手を引き抜くなら、どっかのチームみたいにイヤミなくらいカネを注ぎ込んでエースと4番をぶっこ抜く。カネをかけるのがイヤなら、例えばサラリーキャップ制の導入を働きかけるとかしてマネーゲームを抑止する動きをするべき。
 
 清原が監督として適任かどうかはさておき、今のままでは上がり目はないような気がする。
 もし、清原監督なら客が呼べるなんて安易に考えているようなら、当分ビリ争いは続くのではないか。
 チームとしての方向性が見いだせないってのは不幸だよなあ、なんて思ったわけである。

posted by フラッ太 |20:11 | スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)