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2008年02月12日

少し考えがまとまりました。

 通常、ブログを更新する際には、先に書き込みをしてからコメントにお返事をすることにしていますが、今回はコメントのお返事が長くなり、かつ重複することも多そうなので、コメントにお答えする形を採ろうと思います。
 
 コメントを寄せてくださったサポーターくずれさん、およびはすえいんさんにはあらかじめご承知のほどを。

 クラブチームもプロチームも選手や職員達は霞を食って生きているワケではないので、やはりある程度財政的な基盤を確立する必要はある。単純にカネが潤沢にあるというだけではなくて、それを支える組織が充実しているというのが前提ではあるのだが。
 それがソシオ制度なのか後援会なのかはいろいろ議論があるだろうが、あくまで印象だがコンサの現状としてはそのへんがうまく機能しているのか疑問に思っているんである。

 理想をいえば浦和のような独立採算性に移行できればいいのだが、そうなるにはかなり長期的なスパンで考える必要があり、現実的ではないだろう。
 札幌市および道は補助金や減増資に応じてくれそうだが、それは決して積極的にではなくて渋々応じたというのが実情と言っていいだろう。できれば税金の投入は無いに越したことはない。税金が入ると「何で俺たちの税金を・・・」という声は間違いなく出てくるし。

 このへんはクラブとその街の力関係にも左右されるんだろうけど、僕個人としてはスタジアムの使用料など最低限のサポート(それを補助金といったりして・・・)が受けられればいいのかな、と。またまた浦和の話で申し訳ないのだが、埼スタは50年の長期賃貸契約を結んだとか(違ってたらごめんなさい)。スタジアムを自クラブの「資産」にするのは事実上不可能と考えてもいいので、これもある意味浦和が理想。まあ、クラブが勝って税金を出してもいいかなあという空気が少しでも高まっていくのが近道なんだろうけど。

 「親会社」の存在もあって悪い話ではないのだろうけど、トヨタとかパナソニックとか超有名企業が北海道にはない。まあ、これはカネの量では不利に働くことが多いだろうけど、逆にいえばナ○ツネのようにカネを出しているのをいいことに口うるさいことを言われなくても済むというメリットもあるので、「企業スポーツ」にならないためにはむしろ今の状況の方が良いのかもしれない。

 クラブサポーターが財政の基盤を支え、北海道の地場の企業がたくさん集まってサポートをし、地方公共団体がスタジアムや公共交通機関などのハード面をサポートする・・・。幸い、今年はコンサはJ1。ドームでの試合も多いしハード面でのサポートはJ2時代より大きいだろう。以前にも書いたが、ウィズユーカードあたりで札幌市と協力体制を築いておければ頼りっぱなしな関係も少しは改善できそうに思うのだが・・・。

 キレイ事ばっかり並べてしまった感じがするなあ(苦笑)。

posted by フラッ太 |18:55 | 日記 | コメント(3) | トラックバック(0)

2008年02月12日

考えがまとまらない・・・。

 日本のプロ野球は、例えば北海道日本ハムファイターズといった具合に企業名が入っている。一方Jリーグでは企業名を入れることはできず、ホームタウンとチーム名のみで例えばコンサドーレ札幌と名称を付けている。

 が、実際にはJリーグのチームには「親会社」が存在するチームも多い。親会社がしっかりしているところは、チームとしてうまく行っていることが多いようにも思う。親会社そのものが「しっかりしている」ということは、それだけスポンサーとなるチームに多くの資金が流れることになるわけで、経営面では格段に楽になるしチームの強化もやりやすくなる。

 逆に親会社が去れば一気に負のスパイラルに陥るといったことも多い。「どうして企業名を使ってはいかんのだ!」とおかんむりだった某チーム。Jリーグが生まれる前から歴史があり、Jリーグが創設されてからも日本代表を何人も輩出してきたが、親会社が去った途端に・・・。

 クラブチームといいながら、その実情は「企業スポーツ」であるプロ野球とあまり変わらない。サポーターのお金だけで何とかなっているのは浦和くらいじゃないだろうか。
 もっとも、浦和という街はもともとサッカー熱が高い土地柄。三菱自動車という親会社もあった。Jリーグが始まってしばらくの間「お荷物球団」と言われながらもともにチームを支えてきた。だからこそのアジア制覇とも言える。

 プロ野球と違うところがあるとするなら、世界には多くのお手本となるべきクラブチームが多く存在し、それが遥か高いところにいること。そしてそんなお手本となるクラブチームが世界中にサポーターを持ち、かつ称賛や尊敬を受けていること。

 と、ここまで書いたけど、考えがまとまらない・・・。

posted by フラッ太 |08:55 | 日記 | コメント(2) | トラックバック(0)