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2008年02月02日

どうせなら・・・。

 たじさんのブログを読んで、たまにゃ景気のいい話でも書こう!と思い立った。

 ――20XX年、X月X日。

 西洋にACミランという赤と黒に彩られた名門チームがあれば、東洋にはコンサドーレという同じく赤と黒の情熱にあふれた名門チームがある・・・。遥か遠くにACミランを見上げ北海道・札幌の街に産声を上げたコンサドーレというクラブチームは、より一層の輝きを増して西洋の名門に敢然と戦いを挑むステージを手にしようとしています。

 ・・・ここまでのコンサドーレの歩みは決して平坦なものではありませんでした。2度のJ2陥落。5年間の雌伏の時を経てのJ1復帰。その後も多額の債務の返済や幾度もの降格の危機を経験してきました。創生期のコンサドーレを知っているサポーターにとっては、国内最大の10万人収容のサッカー専用スタジアムであるこのコンサドーレアリーナが常に満員のサポーターで埋め尽くされるのを感慨深く思っていることでしょう。喜びも悲しみも幾年月。そこにはいつでもサポーターの歓声がありました。一足先にビッグクラブの仲間入りをした浦和がミランへの最後の関門というのは、コンサドーレの歩みにおいては必然の流れなのかもしれません。
 
 ACL決勝。埼玉スタジアムでのアウェイゲームをしたたかにスコアレスドローで凌いだコンサドーレ。厳しい戦いは未だ決着はつかないが、一つ違うことは今度は赤黒の勇者たちには10万人のサポーターの声援が勝利を後押しするということ。立錐の余地無くサポーターに埋め尽くされたコンサドーレアリーナは赤黒の勇者たちの登場をいまや遅しと待ちこがれているようだ。

 「お聴き下さい!この大声援。実況ブースにいても自分の声がかき消されてしまうんじゃないかと心配になってしまうほどです。・・・ピッチレポーターの野々村さん、聞こえますでしょうか?」
 「・・・はい、野々村です!いやあ、すごいですね。集中していないと時々音声が聞き取れないくらいです!」

 ・・・フジテレビの塩原アナウンサー風に叙情的に実況中継してみました(笑)。

posted by フラッ太 |09:00 | バカ話 | コメント(4) | トラックバック(0)