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2008年01月10日

相川も決まったのか・・・。

 岡田に続いて、相川も岐阜へのレンタル延長が決定。
 
 ここまで決定が延びたのは、相川本人が相当悩んだからなんだろうなあ。コンサは今年はJ1だけれど、ノナトが入り競争はより熾烈。ベンチ入りが7人に増えても状況が厳しいことに変わりはない。
 
 一方、岐阜はJ2とはいえ、ポジションを一応は確保できている。試合の出場機会という面ではこちらが圧倒的に有利。コンサも契約を解除しているわけではないから、必要としてくれているのはよくわかるしできることならコンサでプレーしたいけど・・・。

 とまあ、勝手に推測してみた。

 正直、ちょっと淋しい。

 でも、やっぱりプロ選手は試合に出てナンボ。試合に出ないことには評価されないし、自分自身のレベルアップにもつながらない。結果を出せばコンサへの復帰もできるだろうし、レギュラーの座もつかめるかもしれない。

 去年の三浦コンサの戦い方からして、相川の「居場所」っていうのは実はなかったんではないのかと思う時がある。基本的に中山やダヴィへのタテポンだし、FWからとにかく走り回って守備をするという「約束」がある以上、途中出場という可能性はあっても先発でというのは事実上無理があったのはないか、と。

 あくまで僕のイメージだが、相川の魅力は「一瞬で抜ける」ってところにあると思うので、前半から守備に走り回っていたのでは肝心の勝負所でぶっちぎれない。
 さらに、MFがフラットで主な攻撃役がサイドの選手であることや、真ん中のMFが攻撃参加がイマイチうまく行かなかったのも相川にとっては持ち味が生かせなかった原因なのかもしれない。

 これは何も去年の三浦コンサの戦い方を否定するわけではない。実際に結果を出した戦い方であったし、守備を重視するというのは現状のコンサとしては受け入れざるを得ない面もある。
 ただ、J1で戦う以上、相川のようなDFラインと駆け引きをしてスルーパス1発で抜け出すタイプも必要であるとは思う。このへんは例えば相川が「電池切れ」を起こすことがないくらいにタフになるとか、レベルアップをすればまた話は違ってくるだろう。

 FW=点が取れるというのが前提である以上、J2とはいえ岐阜で修業して結果を出すというのが遠回りに見えて最良の選択なのかもしれない。

 コンサの方としてもいろいろと迷っただろう。J1を知る数少ない選手であるとともに、生え抜きの選手。さすがにクビは考えなかっただろうが、どういう処遇をするかはかなり考えたことと思う。
 いてほしい選手ではあるが、今のままでは使いどころが限定される。ましてやノナトを獲ったとあっては本人も出場機会を求めるのは理解できるし、サブで遊ばせておく選手でもない。
 岐阜へのレンタルはある程度基本線だったとは思うが、向こうもそうお金があるわけではないし「ビジネス」として成立させるのは大変だったのではないかと。いわゆる「借りパク」もさせたくなかっただろうし。

 でも、どなたかが書いていたが、ある意味相川にとっては贅沢な悩みであるとも言えるのだ。レンタル先からも今いるチームからも必要とされている。どちらからもいらないと言われる選手だっているのだから、それを思えば相川には結果を出してコンサに”凱旋”してほしい。

 可愛い子には旅をさせよ、ってのはちょっと上から目線過ぎるかなあ(笑)。

posted by フラッ太 |10:33 | 日記 | コメント(4) | トラックバック(0)