2023年05月16日
情報を整理(ボクシングの話です)
長文でもあり興味ない方はスルーして下さい。 【現時点における日本人の世界チャンピオン】 ① WBC世界Lフライ級王者 寺地拳四朗 ② WBA世界バンタム級王者 井上拓真 ③ WBC世界ミニマム級暫定王者 重岡優大 ④ IBF世界ミニマム級暫定王者 重岡銀次朗 昨年の春頃には8人もいましたが その後はタイトル返上が相次いだり 防衛戦で敗れたりで今年の2月~3月には僅か1人に。 しかし4月に世界王者が一気に3人増えました。 ②の井上拓真は、井上尚弥の実弟で 兄が返上した王座を決定戦で勝利し獲得しました。 ③④は兄弟です。同じ日に兄弟で世界王者になるという 世界でも例がない記録を打ち立てました。 今は暫定王者ですが 8月に兄弟揃って正規王者と対戦する可能性があります。 【世界戦の予定】 ① 5月21日 (日本時間) WBO世界Sフライ級 (王座決定戦) 中谷 潤人 vs アンドリュー・モロニー (オーストラリア) WOWOWで生中継 ② 6月24日 WBA世界Sフライ級王座に挑戦 井岡 一翔 vs ジョシュア・フランコ (米国) AbemaTVで有料生配信 ③ 7月25日 WBC/WBO世界Sバンタム級王座に挑戦 井上 尚弥 vs スティーブン・フルトン (米国) Leminoで無料配信 ④ 7月25日 WBO世界フェザー級王座に挑戦 清水 聡 vs ロベイシ・ラミレス (キューバ) Leminoで無料配信 ⑤ 8月予定 WBA/WBC世界Lフライ級王座防衛戦 寺地拳四朗 vs ヘッキー・ブドラー (南アフリカ共和国) ①はラスベガス開催です。 中谷はWBO世界フライ級王座を2度KO防衛の後 王座を返上し、1階級上げて2本目のベルトを狙います。 タイトル奪取の可能性は高そうです。 ③④は有明アリーナ開催です。井上が勝てば4階級制覇。 ④の清水聡は村田諒太と共に2012ロンドン五輪のメダリスト。 【2023最大の注目】 井上尚弥がフルトンを破れば主要4団体の内2団体の王者に。 残り2団体のベルトは比国のマーロン・タパレスが先日獲得し 夏頃に指名挑戦権を持つ亀田和毅が挑戦する流れのようです。 そして年末あたりにタパレスvs亀田の勝者と井上尚弥が 各々保持する2本のベルトを賭けて王座統一戦が行われそう。 しかしタパレスも亀田も井上に勝てるとは到底思えず 井上尚弥は7月にフルトンを倒すことで 史上初となる2階級での主要4団体統一王者は確定的でしょう。 2024は更に階級を上げ、フェザー級を舞台にしそうです。
posted by hiroki |16:36 | プロボクシング |