コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2023年01月23日

フルトンよ、笑わせるな

昨年12月に主要4団体の統一王者となり
「もうバンタム級でやり残した事はない」 と
4つの王座を全て返上し階級を1つ上げた井上尚弥。

早速スーパーバンタム級でWBCとIBFのベルトを持つ
スティーブン・フルトンが井上尚弥と日本で対戦することに。
時期は5月になりそう。

フルトンは 「俺の方が体が大きい。
しっかり相手を分析する。井上は俺に勝てない」 と豪語。

私に言わせれば 「フルトンよ、笑わせるな」 である。

体格でいえば、井上が3階級目となるバンタム級に
挑戦した時の相手ジェイミー・マクドネルは
フルトンより6cmも高い175cm。
そのジェイミーを165cmの井上が僅か1ラウンドで沈めた。

また、フライ級からフェザー級までの5階級で
世界王座に就いたノニト・ドネアには
昨年6月、2ラウンドTKOで圧勝。

そもそも世界戦のキャリアに差があり過ぎる。
フルトンはまだ3試合しか経験がない。しかも全て判定勝利。
一方、井上は世界戦を19試合戦い、実に17KO勝ち。
判定までいった2試合も
試合中に両拳を痛め、強打を封印せざるを得なかったのと
序盤に右目の眼窩底を骨折したことで相手が二重に見え
グローブで右目を隠し、片目だけで戦ってのもの。
しかもこの試合の11ラウンドに痛烈なダウンを奪うも
レフェリーの不可解なロングカウントによりKOを逃した。

井上は5月にフルトンから2本のベルトを奪取し
年末あたりには残り2本のベルトを保持する
ムロジョン・アフマダリエフ (ウズベキスタン) も撃破して
バンタム級に続く主要4団体王座を統一。
来年にはフェザー級を舞台に5階級制覇を成し遂げると同時に
3階級目の4団体統一王座を狙うことになると思う。

posted by hiroki |19:08 | プロボクシング |