2022年02月11日
土壇場で見せた強靭なメンタル
北京五輪スノーボード男子ハーフパイプは ドラマチックな展開から 最後の最後で平野歩夢選手が96.0点を叩き出し 劇的な逆転で金メダル! 優勝候補筆頭で予選もトップ通過の平野歩夢。 1本目は最後に失敗したものの 2本目で必殺技トリプルコーク1440を 世界で初めて成功させるなど完璧な滑り。 ところが1つ前に滑ったオーストラリアの スコッティ・ジェームズ選手より得点が低く 2位となってしまいました。 直後、世界中からの怒りツイートで審判団が炎上。 しかしラストの3回目 最後に登場した平野歩夢は鬱憤を晴らす滑りで 96.0ポイントを叩き出し見事に優勝! 勝利インタビューでは 「2本目の得点に納得がいかず その怒りが最後の高得点に繋がった」 と話しました。 あれだけの滑りで1位になれなかった2本目。 『一体どうすれば良いのだろう』 と 普通なら迷いが生じたり テンションが下がったりすると思いますが そこで2本目と同等以上の滑りを出せたのは いかにメンタルが強靭かっていう話ですね。 今日の決勝には日本選手4人全員が出場し 平野歩夢の他は、9位に平野海祝(弟)、 10位に戸塚優斗、12位に平野流佳となりました。 平野歩夢選手、本当におめでとうございます! (敬称略)
posted by hiroki |12:45 | 五輪 |