2022年02月07日
日本を含む強豪4ヶ国が失格
北京五輪のジャンプ混合団体は 日本チームトップバッター高梨沙羅さんの大ジャンプで 優勝候補筆頭スロベニアと僅差の2位に付けました。 2番手の佐藤幸椰選手も素晴らしいジャンプで続き ひょっとしたら金メダルあるぞ!とワクワクしましたが その佐藤選手のポイントが表示された際 日本がナゼか7位になっていて 何かの間違いかな?と思っていたら なんと高梨さんがスーツ規定違反で失格とのこと。 何試合もあるWカップならまだしも 4年に1回の1発勝負で失格というのは 審判員があまりにも厳し過ぎるんじゃないかな。 スロベニアと並んで優勝候補のオーストリアも 1番手イラシュコ・シュトルツさんが失格。 4人の合計ポイントで争う混合団体戦ですが 1本目で8位までに入らないと2本目に進めません。 日本は現在最下位で、このままだと1本目で終了となります。 いや、それよりも高梨さんのメンタルが心配です。 「私のせいで・・・」 って思い詰めてしまうでしょうね。 日頃から失格にならないよう細心の注意をしていたそうです。 ちなみにスーツを決めるコーチ陣は 「責任は全て我々コーチにあります」 とコメント。 高梨沙羅さんには少し休んで英気を養い Wカップの残り試合で元気に飛ぶ姿を見せてくれれば充分です。 テレビではうずくまって泣いている映像が流れています。 高梨さんやコーチ陣を責める気は全くありません。 責めたいのは厳格過ぎる審判員です。 追記:なんとドイツも3番手アルトハウスさんが失格に。 これにより日本は1本目8位以内が確定し 2本目への進出が決まりました! 2本目に入ると今度はノルウェーからも失格者が出て 気持ちを切り替えて飛距離を伸ばした高梨さんの頑張りなどで 日本は4位に浮上し、3位カナダを射程圏内に捉えました。 そしてアンカー小林陵侑選手が106mの特大ジャンプ! しかしカナダの選手も素晴らしいジャンプを見せ 日本は結局4位に終わりました。 五輪史上に残りそうな大波乱の試合となりましたが 絶望の淵から最後は表彰台目前まで いくという展開となったジャンプ混合団体戦でした。
posted by hiroki |21:12 | 五輪 |