2021年02月05日
なんと! 杉谷拳士さん
たまたま YouTube を徘徊していて見入ってしまったのですが
この試合は記憶に残る激戦として数えられます。
9回表に一挙8点を奪い大逆転した帝京ですが
その裏に5点取った智辯和歌山が逆転サヨナラ勝ちという壮絶な試合。
4点差を追う帝京はエースに代打を送るなど勝負を賭け
それが実って大逆転に成功したわけですが
最後の守備ではピッチャーがいなくなってしまい
地区予選から1度も登板経験の無い3人がマウンドに上がり
敢え無く智辯和歌山打線の餌食になったのです。
9回裏、3ランホームランを浴び1点差に詰め寄られた場面で
マウンドに上がったのは1年生ショートの杉谷拳士君。
あれ?聞いたことのある名前だな~と思い調べてみたら
なんと!現ファイターズの 「野球の上手い芸人」 こと杉谷選手でした。
せっかくマウンドに上がったけど初球デッドボールで即降板。
甲子園での投球は僅か1球でした。
1年生ながら野球センスと度胸を買われレギュラーとなった杉谷選手は
この試合でも9回表に逆転2点タイムリーを放つなど大活躍。
ちなみに杉谷選手の父は南茅部町出身でボクシングの元日本チャンピオン。
伯父も同郷で、やはり元日本チャンピオンでした。
なお、大逆転されながらも更に大逆転勝利した智辯和歌山は
次の準決勝で田中将大が率いる駒大苫小牧に4-7で敗れています。
posted by hiroki |18:19 | 高校野球 |