2020年12月10日
勤務地で振り返る人生 ②（沙流郡日高町編）
【沙流郡日高町での在住期間：１９８２年８月～１９８８年３月】 定期異動の１週間くらい前、転勤先へ挨拶に行きました。 日勝峠の手前にある人口３千人の小さな町 (１９８２年当時)。 まだ樹海ロードが開通する前の話です。 地図を片手に約２時間のドライブ。 だんだん山ばかりになる風景に淋しさを感じました。 入籍は８月に入って直ぐ済ませましたが結婚式は１０月末。 その翌年６月が出産予定。 体調を崩した妻はその３ヶ月前から入院したので しばらくは週末に札幌を往復する生活となりました。 町で１番大きな店はＡコープ。といっても普通の町なら小さい店。 日高スーパーという聞こえの良い店もありましたが 賞味期限が過ぎた食品が売っていたりで………。 社宅の裏手に大きなスキー場がありましたが 私はあまりスキーをしないので。 土曜の午後は帯広 (90ｷﾛ)、富良野 (60ｷﾛ)、静内 （100ｷﾛ）などへ ドライブを兼ねて買い出しへ行く事が多かったです。 まあ静内は他の用事もありましたが (笑) 職場の朝野球チームや町のバスケ部に入って割と楽しめました。 バスケ部では学校の先生や役場職員らと交友が深まりました。 飲み会は待ち合わせ時刻から１時間後に開始するのが普通。 これを日高時間と言うのだそうです。 ５年８ヶ月の勤務でしたが、後半２年間は初めて人事業務に就き いろいろ勉強になったし良い人脈も作れました。 私の２人の子はどちらも日高町在住時に生まれました。 空気と水が美味しい町で幼少の頃を過ごしたせいか 特に病気もせず (風邪くらい) すくすくと成長しています。 次の転勤先が、買い物で何度も足を運んだ帯広に決まり 生活の便は格段に良くなるけど札幌が遠くなるなぁと思いました。
posted by hiroki ｜21:11 | 気楽に日記風 |