2020年11月29日
本日、日本競馬史上に残るレースが!
本日15:40発走 東京競馬場2400m 第40回 ジャパンカップ GⅠ 日本競馬史上最高の顔ぶれと言われる今年のジャパンカップ。 新型コロナ禍が無ければ東京競馬場が多くの入場者で溢れたことでしょう。 アーモンドアイ 牝5歳 騎手:ルメール 関東馬 2018年の牝馬三冠。その年のジャパンカップも勝利。 2019年はUAEのドバイターフで海外GⅠを制し、秋の天皇賞も制覇。 2020年は5月のヴィクトリアマイルと秋の天皇賞を勝ち 芝コースのGⅠで史上最多の8勝目を挙げました。今回が引退レースの予定。 コントレイル 牡3歳 騎手:福永祐一 関西馬 今年の三冠馬。親子で無敗の三冠馬となりました。 (父:ディープインパクト) デアリングタクト 牝3歳 騎手:松山弘平 関西馬 今年の牝馬三冠。牝馬三冠を果たした馬は5頭いますが 無敗での三冠は史上初です。 【私がデアリングタクトを応援する理由】 日高町豊郷の長谷川牧場で生まれたデアリングタクトは この牧場生まれでは2010年の小倉大賞典 (GⅢ) 以来の重賞競走勝利。 過去の主な生産馬リストを見ても特に有名な馬はいません。 いわゆる小規模の牧場から無敗の三冠馬が出たのです。 しかもデアリングタクトは0歳時のセリで買い手がつかず 1歳時のセリで1,296万円の安値で何とか売れました。 ちなみにこの年のセリの平均落札価格は約4,600万でした。 【人気馬3頭はどうなのか】 アーモンドアイ 芝GⅠで8勝という金字塔。実績も実力も文句なし。 しかしこの馬はレース間隔を空けると強いけど そうじゃない時は勝っていません。今回の中27日はかなり厳しいかも。 引退レースだから花道を飾ってほしいとは思いますが。 コントレイル 菊花賞から中4週空いていますが 3000mという長丁場で最後の直線は伏兵に詰め寄られての激走。 その疲労が抜けず1週前の追切では動きが重かったとの事。 しかしこの1週間で急速に回復した模様。今日の馬体重に注目です。 デアリングタクト 中5週で秋2戦目と余裕のローテーション。 休養明け2戦目で、秋華賞より更に調子が上がっているはず。 東京の2400mもオークスで経験積み。斤量も53kgで有利。 ただし今回は、これまでの対戦相手とはレベルが違います。 でも彼女のサクセストーリー的にも心情的に応援したい馬です。 この3頭がゴール前で激しい競り合いの末に上位を独占すれば まさしく競馬史上に残る名レースとして記憶に残る事になりますが 離れた4番人気以下の伏兵が3頭に割って入るケースも考えられ それはどの馬なのかという興味も湧きます。 でもまず何よりも全出走馬が無事に走り終えてくれればと思います。
posted by hiroki |10:00 | サラブレッド |