2020年11月16日
TEAM-NACSと演劇クラブ
日本一チケットの取れない劇団とも言われるTEAM NACSの演劇が WOWOWで放送されたので3本だけ録画しておいて 先ほど 第15回公演 「悪童」 (2015年) を鑑賞しました。 『さすがだな~』 と思いました。 私は中学生の頃、演劇クラブの部長をやっていました。 …………まあジャンケンで負けて部長になっただけですが (笑) しかも公演は学校祭 (秋) での1度だけ。 「たかが学校祭の演劇」 と油断していたら 公演にあたり、ボス (顧問) のT澤M子先生から 極めて過酷な指令を出されました。 「先生は台本を用意しません。3年生部員で海外のマイナーな小説を選び その小説から台本を作りなさい」 私を含む3年生部員は夏休みを返上して 小説選びからの台本作りに青春を捧げました。 「先生!完成しました!」 「どれどれ………… まあ悪くはないわね。 だけどセリフが少ないしね~ 取り敢えずやり直し! もっといいものを作ってちょうだい」 やっと合格をもらえたのは本番の1ヶ月前くらいだったかな。 ロシアの辺境を舞台にした鉄道工夫の話でしたが 演技うんぬんよりもセリフを覚えるのが本当に大変で 最後の方は仮病で学校を3日も休み必死にセリフを暗記しました。 家にはボスから大丈夫かと電話が来ました ← あんたのせいだよ! 本番当日は、まずまずのデキで達成感もありましたが 観に来ていた母の感想は 「W主役のあんたじゃない方の人は声が小さすぎて何も聞こえなかったわ」 ちょっとショックだったけど思い出に残る青春の1ページでした。
posted by hiroki |19:01 | 気楽に日記風 |