2013年05月08日
今夜もW世界戦!
2日前に続き、今宵もボクシングのW世界戦が開催されました。 【WBAミニマム級】 王者 宮崎 亮(井岡) 5R-TKO 挑戦者 カルロス・ベラルデ(メキシコ) 昨年大晦日に世界王座を奪取した宮崎の初防衛戦。 挑戦者のカルロスは1Rからガードを固めて接近戦を挑んできました。 本来フットワークを駆使する宮崎が相手の接近戦に付き合ってしまい あまり良い内容とは言えない感じで試合は5Rへ。 インターバルでセコンドに注意されたらしく 宮崎は、本来のスピードを活かしたヒット&アウェー戦法に切り替えると 4Rまでとは別人のように軽快となりカルロスを翻弄。 2分過ぎ、宮崎の左フックがカウンター気味に挑戦者のアゴをヒット! これでバッタリ倒れた挑戦者はダメージが深く、レフェリーが即ストップ。 まさに電光石火の一撃で、やや苦戦の試合が突然終幕を迎えました。 宮崎の左フックが炸裂! まさに1発KO!ここまでのジャッジ採点は3者とも38-38のイーブン。 【WBAライトフライ級】 王者 井岡 一翔(井岡) 9R-KO 挑戦者 ウィサヌ・ゴーキャットジム(タイ) ここまで僅か11戦のキャリアしかない井岡ですが、そのハイレベルな強さから この試合でも死角はまず見当たらないという下馬評。 2年前に1階級下のWBCミニマム級で世界王座に就いた井岡は 2度防衛の後、WBA同級王者との王座統一戦に勝ち、4カ月後に王座を返上。 昨年大晦日に本来ベストな階級であるライトフライ級で再び世界王座を奪取。 今夜がその初防衛戦でした。 今日の試合ではパンチを受けるシーンがいつもより少し多い感じがしたものの 距離感、試合運び、パンチのスピード・的確さ・強さなど、 どれをとっても50戦以上のキャリアを持つ挑戦者よりレベルが数段上。 9R、ダメージ蓄積の挑戦者に何発かの強打を浴びせて更に弱らせ 右アッパーをボディに炸裂させると、挑戦者は吹っ飛ばされてダウン。 そのまま10カウントで試合終了~! 当分、彼を破るような選手は現れないんじゃないかな? 右ボディアッパーで挑戦者はマットに沈みました。 試合終了後もしばらく起き上がれないほど深いダメージを受けた挑戦者。 これで12勝(8KO)無敗。まさに敵無し状態。
posted by hiroki |22:24 | プロボクシング |