2012年11月03日
ボクシングW世界戦
〔東北復興チャリティーイベント〕 プロボクシングW世界タイトルマッチが仙台ゼビオアリーナで行われました。 WBC世界バンタム級タイトルマッチ 山中 慎介(帝拳) 7R TKO トマス・ロハス(メキシコ) 1階級下の世界王座に2度就いている長身ロハスに対し マイペースのボクシングに徹底した山中は 7Rに強烈な左を炸裂させ、挑戦者をマットに沈めました。 7RのKOシーンは日本人が出場する世界戦史上に残るような凄まじさ! 元々左が驚異的に強い山中がそのパンチをまともに当てたら それで試合が終わってしまったという感じでした。 ロハスは体を 『 く 』 の字に硬直させ前のめりに顔面から倒れました。 直ぐにレフェリーが試合を止め担架を要請。 結婚して、10月には子供が生まれ、身も心も充実しきった山中慎介は かなりの難敵と言われた挑戦者を防衛戦で2人撃破し、さあ次の相手は誰になるのかな? WBC世界フライ級タイトルマッチ 五十嵐 俊幸(帝拳) 判定(2-0) ネストール・ナルバエス(アルゼンチン) 負けた経験のない挑戦者は、さすがそれなりの実力がありました。 五十嵐が勝って初防衛を果たしましたが、地元判定に近いものがあったと感じました。 11Rの減点(ナルバエスのバッティング)が無ければ三者とも1点差の2-1でした。 五十嵐は同じジムの大先輩大場政夫を目標にしているそうです。 「大場政夫~?遠く及ばないだろ(笑)」 と言う人もいるかも知れませんが 大場と言えばオーランド・アモレス戦とチャチャイ・チオノイ戦の 伝説的な大逆転KO勝利ばかりが取りざたされますが それは4度目と5度目の防衛戦であって、初防衛~3度目までは冴えない判定勝ち。 それを考えれば五十嵐もこれから大場政夫のように 国民を感動させるようなチャンピオンになれる可能性はあると思います。 ところでナビスコカップは鹿島アントラーズが二連覇を果たしました。 その中で 西 大伍 選手が堂々とフル出場し 表彰式では、ちゃっかり1億円のボードを授与されていましたね(^o^)
posted by hiroki |19:33 | プロボクシング |