2009年02月01日
シュリーのせいでつまらない……
昨夜と本日、大倉山 (札幌) において スキージャンプWカップの開催が予定されていましたが 本日は強風などによる悪天候のため中止でした。 昨夜はオーストリアのシュリーレンツァウアーが優勝。 今の彼を倒せる選手は存在しないだろうと言われるほど絶好調で その通りの圧勝でした。 でも、このように1人だけ抜けた選手がいると 競技は実につまらなくなってしまいますね (^ ^;) 彼のせいで助走スピードを落とさなければいけなくなり 大半の選手は踏み切りのタイミングをはずしたりして 飛距離を全く伸ばせませんでした。 なぜ彼のせいで助走スピードを落とすかに関しては知っている人も多いと思いますが 一応簡単に説明させていただきます。 助走スピードを落とすと (スタート地点を下げ助走路を短くする) 通常は飛距離も伸びなくなります。 他の選手達がガンガン飛距離を出す状況になると 絶好調であるシュリーレンツァウアーのような選手が存在する場合 そういった選手は更に飛距離を伸ばすためとても危険な状況になってしまいます。 スキージャンプは、着地してもケガをしないのは 着地する所 (ランディングバーン) が急斜面だからなのですが あまりにも飛距離が出過ぎると着地地点の傾斜が緩くなるので 衝撃が強まってしまうのです。 ……って、全然簡単な説明じゃなかったですね (^ ^;) スイマセン。 昔も、フィンランドのニッカネン全盛期なんかはこういう状況が多かったです。 いつの日か、競技をつまらなくするような日本選手が現れるといいんだけどな~。
posted by hiroki |18:33 | スポーツの話 |